虹 @共産党
この二人は、監督と選手のような上下のある関係性になりがちです。
一方がもう一方の人を監督するような立場になるのです。
監督側の人(ISFJ)にとって、選手側の人(ESTP)はとにかく気になる存在です。
なぜなら、監督は選手の短所や苦手な部分がよくわかるからです。
それは得てして自分の得意分野なのです。だからその部分でもがいている人が気になってしまうのです。
そして親切心から、どうしてもアドバイスしたり援助したりしたくなります。
もちろん良かれと思ってやっています。
でも、そのやり方が管理的で、口やかましく強引になったりしてしまうことがあるのです。
そしてそれが監督の自己満足である場合、選手側の人は監視されているように感じるようになります。
その人といると、変な緊張感すら感じるようになるかもしれません。
そうした関係性が出来上がってしまうと、選手は監督の顔色を伺いながら行動するようになります。
しかし、いくら頑張っても監督が褒めてくれることはほとんとありません。
たいてい監督は選手のことを過小評価しています。
なぜなら、監督にとっての得意分野が選手にとっての苦手分野なので、その部分に関しては力量の差があるからです。
やがて選手はこの管理的な関係性にストレスを感じるようになり、距離を取ったり、第三者に不満を漏らすなどの打開策を画策するでしょう。
しかし、それでも監督の選手に対する関心は消えることはなく、何かと口を出してこようとするのです……。
この関係性は、このようなアンバランスなものになりやすいということを認識しておきましょう。
それが適度なものである場合は有益な関係ですが、行き過ぎた関係性が結ばれないように気をつける必要があります。