もしも世界(実際には影響ないよ！)
メイラ視点
ロス様とフィド様と一緒に行動できるなんて…！心強いですね、！
［大丈夫、？］
「あ、すいませんぼーっとしておりました…」
『メイラさん、大丈夫だよ！僕が守るから！』
頼もしすぎる…
『というかメイラさん、裸足は危ないよ…フィド君、靴下貸してあげていい、？』
［いいよー！］
『ありがと、はいメイラさん、これ履いといて！ちょっとは違うと思うから…』
「あ、ありがとうございます…」
ロス様の足がものすごく痛々しい…傷だらけ…きっとロス様が一番無理しているんでしょう…
『…ちょっと走れる、？』
「あ、はいっ！」
［走れるよ〜！］
『…行くよ、！』
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
ひええっ、！走った後から銃弾が着いてく ﾀﾞｧﾝ！
「い゛た゛ぁ゛っ、！」
『…！フィド君先行ってて、！メイラさんっ、！』ﾀﾞﾀﾞｯ
［っ、！分かったっ…！］ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
『メイラさん、！足が撃たれてる…っ、僕がおぶっていくから、掴まってて、！』スッ
「は、い…っ…」
私が走れないばかりに…！面目ない…！
『…っ、』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ ﾊﾞｧﾝｯ
『っっっ…！』
「ロス様っ、私なんか置いていっていいです、！早く逃げてください！」
『ダメ、！メイラさんは大切な仲間で、友達なの！絶対置いてかないから！』
「ロス様っ…！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
『はぁっ、はぁっ、！こ、ここまでくれば…安全なはず…』
「ロス様っ、お身体を休めてください…！傷が深いですので、すぐに止血します、！」
『…大丈夫、これくらいなら…メイラさんの方が僕みたいに怪我に慣れてないから、大変でしょ…？』
「で、ですが…ロス様は心臓付近を銃弾が貫通しています、！早く手当しなければ…！」
［、！お姉ちゃん！メイラさん！］
『フィド君…！メイラさんが足を撃たれてるから、手当してあげて、！僕は自分でなんとかするから、！』撃たれた、痛みか、な…意識が…
「…ロス様っ…」
貴方様も…無理しないで…ください…
