きりゅう
2026/3/15 15:44『実力』
〜虚無空間〜
きりゅう「……なあ、リュウキ」
リュウキ「なんだ」
きりゅう「さっきの話、少し気になってな」
リュウキ「“本領の十分の一も出てない”ってやつか?」
きりゅう「ああ。本当にそこまで差があるのか……確かめたい」
リュウキ「……なるほど」
リュウキ「いいだろ。
ここは虚無だ。壊れるものも、巻き込まれる奴もいない」
きりゅう「なら遠慮はしない」
リュウキ「…へぇ」
きりゅう「今の俺の、全力だ」
きりゅう「零起創爆」
(黒白の爆流が一直線に虚空を貫く。空間そのものが裂け、遠くの虚無が波紋のように崩れた。爆発の余波で、周囲の空間が歪む)
きりゅう「……はぁ」
きりゅう「どうだ。今のが……俺の全力だ」
リュウキ「……なるほどな」
きりゅう「?」
リュウキ「今ので分かった」
きりゅう「何がだ」
リュウキ「今の“零起創爆”――」
リュウキ「本領の 12% だ」
きりゅう「……は?」
リュウキ「正確に言えば、12%ちょい手前だな」
きりゅう「待て。今のは手加減してない」
リュウキ「知ってる。
だが魂の出力はまだ閉じたままだ」
きりゅう「……これで12%?」
リュウキ「ああ。
もし本領を解放したら、今の爆発は“余波”になる」
きりゅう「……冗談だろ」
リュウキ「冗談なら良かったんだけどな」
リュウキ「お前の魂、まだ自分を完全に許してない。
だから出力にリミッターがかかってる」
きりゅう「……」
リュウキ「だが安心しろ」
リュウキ「もし本気で解放できたら――」
リュウキ「この虚無ごと、作り替えるくらいは出来る」
きりゅう「…本領を取り戻したら最悪俺らを止められる奴いないんじゃねぇか…?」
リュウキ「分からないぞ。もしかしたら俺達の脅威となる存在が現れるかも知れない」
リュウキ「だからこそ本領を取り戻すため色々試したほうが賢明だ」
きりゅう「…そうだな。最悪30%…いや50%は取り戻さねぇとな」
コメント(2)
しらす
2026/3/15 16:42
💛: 怖えよ。まぁ頑張れ
きりゅう
2026/3/15 16:44
りゅうき:力を悪用するつもりはないが、本当に世界が終わる予感しかしない
