神無月兄妹の話を少しする

どっちも嫌がらせ・いじめはされてる

未鈴は1回精神崩壊しかけたけど、何とかギリギリ生きてる

友達を作るのは苦手だけど、せめて受け入れられるように明るく振る舞ってる

未鈴のトラウマのワードは｢みっともない｣｢そんな事も出来ないの？｣｢馬鹿すぎw｣系統

魁斗もちょっと似てる

｢もう中学生なんだよ？｣｢男なのにダサすぎ｣｢あいつ扱いづらいよね｣とかのもの

魁斗は学校でほぼ喋ってない

友達も少ない

いつもぼーっとしていて、何を考えてるか分からない

誰も話しかけないし、影が薄い

高2の今でも少し悪い噂はされてる

二人共家では大体少し話す

未鈴の嫌がらせより昔の事をちょっと言うね

幼稚園で普通に友達がいっぱいいる無邪気な女の子で
運動もまあまあ出来る子だったんだよ

先生達等の絵を描いて渡すのが好きだった

先生達には｢あら〜！お絵描き上手に出来たね〜｣みたいな感じで甘やかされてて

今度は1番仲がいい子の絵を描いて本人に渡したんだよ

そしたら｢未鈴ちゃーん、これ僕なの？なんだか、何を描いてるのかわかんなーい！｣って笑顔で言われて
そこからだった、心が崩れ始めたのは

いやでも

その時は｢え、そうなのー？次はもっとじょーずにかくねー！｣って言って乗り越えたんだよ

そしてずっとその子の絵を描き続けて

ある日突然その子が家庭の事情で他の幼稚園に行く事になって
その時にも絵をプレゼントしたんだよ

そしたら｢へぇー…いいんじゃないかなあ！｣って認められて
自分の絵に自信を持つようになったんだよ

そして小学、中学の頃に皆に絵を見せてたら

たらというか、見せてて

でも突然未鈴の耳にこんな言葉が入っちゃったんだよ

｢正直、あの子の絵って上手くないよねw｣｢何か、よく分かんないっていうか…w｣｢あはは…、そんなこと言わないであげてよ…w聞こえちゃうよ…wうふ…w｣って3人組の声がね

そこで絶望を味わっちゃうことになるんだ

あの子は認めてくれたのに…何で……？みたいな感じで自分がお世辞を言われ続けていたのに調子に乗っていた事に気付いて

待って既存のキャラに過去が被りそうで怖い

なんとも言えない

あ一旦戻って、
家でその事を自分の中で信じきれなくてパニックになっちゃって。
父さんに慰められながら寝たんだよ

とりあえずその時は未鈴は落ち着いたんだよ

うん、その時はね……

ちょっと疲れたからYouTube見てくる

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