コメント(2)
ポーランド(亡霊)
2024/6/17 23:03
同志トロツキーは次のように述べた。人民大衆の蜂起は弁明を必要としない。生起したことは陰謀ではなく、蜂起である。われわれはペトログラードの労働者と兵士たちの革命的エネルギーを鍛錬してきた。われわれは大衆の意志を陰謀へではなく、蜂起へと、公然と鍛え上げてきたのだ、と。
演説の結びに、同志トロツキーはボリシェヴィキ会派の名において、次のような決議を提案した。
第2回全ロシア・ソヴィエト大会は次のように確認する。
メンシェヴィキおよびエスエル代議員の大会からの退去は、武器を手にした労働者、兵士大衆の前衛が反革命の攻撃から大会と革命とを防衛しているこの瞬間において、労働者、兵士大衆が全ロシアの全権を代表するのを阻もうという、無力で犯罪的な試みである。
協調主義者諸党は、その旧来の政策によって革命の事業に甚大な損害を与え、労働者、農民、兵士たちの間で完全に面目を失墜した。
協調主義者たちは、軍隊とわが国とを滅亡の淵へと追いやった6月18日の破滅的な攻撃(1)を準備し、それに賛成した。
協調主義者たちは、死刑を復活させた政府(2)、人民を裏切る政府を支持してきた。協調主義者は7ヵ月間というもの、土地問題で農民を絶えず欺く政策を支持してきた。
協調主義者たちは革命的諸組織の破壊、労働者たちの武装解除、軍隊へのコルニーロフ(3)的規律の導入、血まみれの戦争の無意味な引き延ばしを支持してきた。
協調主義者たちは、幾百万の勤労大衆を飢餓に追いやりつつあるわが国の経済的崩壊を、彼らの同盟者であるブルジョアジーがいっそう深刻にするのを実際には手助けしてきた。この政策の結果、大衆の信用を失ってしまったにもかかわらず、協調主義者たちは、ソヴィエトおよび軍事組織の長期にわたって改選されていない上層部における自分たちの地位に、作為的にかつ不誠実にもしがみついてきた。以上の事情のゆえに、全ロシア中央執行委員会(ツィック)は協調主義的な軍委員会と政府当局による直接の支持を拠り所としつつ、あらゆる手段をもってソヴィエト大会を妨害しようとしてきた。
大会開催を妨害し革命的階級の世論を偽造しようとするこの政策が惨めな失敗をこうむったとき、協調主義者たちによって創られた臨時政府が、ペトログラードの労働者と兵士たちの圧力の下に崩壊したとき、全ロシア・ソヴィエト大会が革命的社会主義の党(ボリシェヴィキ)の明白な優勢を示し、ブルジョアジーとその下僕によって裏切られ苦しめられてきた革命的大衆にとって、蜂起が唯一の出口であることが明らかになったとき、協調主義者たちは、ソヴィエトの力を掘りくずそうと無駄な努力をしたあげく、それと絶縁したことによって、自らの最後の結論を引き出したのである。
協調主義者たちの退去は、ソヴィエトを弱めるどころか、それを強化するものである。なぜならば、労働者と農民の革命の中から反革命的混ぜ物を一掃するからだ。
エスエルとメンシェヴィキの声明を聞いたのち、第2回全ロシア大会は自らの事業を続行する。そして、その任務は勤労人民の意志と10月24日、25日の彼らの蜂起とによって定められている。
去れ協調主義者どもよ! 去れブルジョアジーの下僕どもよ!
兵士、労働者、農民による蜂起の勝利万歳!
2、社会主義大臣たちの逮捕について
(10月26日)
同志諸君、ここで2つの問題が混同されている。その一つは実務上のもので、われわれによって昨日解決された。社会主義大臣たちは、つまりメンシェヴィキとエスエルであるが、[ペトロパヴロスカヤ要塞の監獄から釈放され]軍事革命委員会によって一時的に軟禁されることが決定された。われわれはプロコポーヴィチ(4)を軟禁した。われわれはマスロフ(5)とサラースキン(6)もそうするはずである。軍事革命委員会は諸君らの決定を最短期間に実行に移すためにあらゆる措置を講ずるだろう。
そして、軍事革命委員会が今まで決議を実行しなかったのは、同志諸君、それは、ただ、これら諸党の一つに属するもう一人の代表、おなじみのケレンスキーがわれわれに対して投入すべく反革命勢力を組織しているときに、われわれが武装蜂起の渦中にあるからにすぎないのである。今のところ勝利している労働者・農民の革命の救出に多忙な軍事革命委員会がこの2人の社会主義大臣のことを忘れてしまったのは、労働者・農民の革命が損害を被ることがないようにするためであった(拍手)。
以色列
2024/6/17 23:04
⛏
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