ファヴィエくんがファヴィエくんとして受肉する前の名前は「エンフィ」

能力名「エタニティ・ジルフィ」
（能力内容は不明）

if世界の神としての役割持ち
对の存在は"インシェンティ"（以下シェン）

インシェンティが表世界
エンフィが裏世界を担当している

全知全能を2神で分けた存在であり、宇宙が始まる前の2神

宇宙とはこの二柱の神が娯楽として作りだしたモノであり、所有物

人間やその他の種族は全てオプションである

シェンが全知無能、エンフィが無知全能である
（無能と言っても能力がないという訳では無い）
（無知と言っても学ぶ力がない訳では無い）


以下コメ欄にてエンフィからファヴィエが誕生するまでをまとめてあります

エンフィはシェンと对とはいえその姿を見た事はなく、お互いがお互いを認知だけはしている関係

シェンは知識としてエンフィを知り
また、エンフィは本能でシェンという存在を知っています


宇宙という娯楽施設に、沢山の惑星という遊具ができた。

それらを管理するための神（ステラ）

不要になったオプションを作り直すための施設、それを管理する神（ゼン）

一つ一つの惑星を支えるための神（大天使、龍）

そしてそれの使い魔達（天使や龍、悪魔など）

それら全てが整った時
やっと人という最弱オプションが追加された

エンフィはさぞかし興味を持った
無知が故の「ただの興味、好奇心」

だがそれに応えてくれる神はおらず、1人寂しい思いもしていた

本能で自分たちより弱いというのは分かっていたが、なぜそんなにも弱い者が生きていられるのか不思議でたまらなかった

エンフィは人間のうちのさらに弱い人間に姿を見せることにした

コドモと言われる人はエンフィの姿に初めは恐くて逃げていたけど、ある時を境に彼は子供たちの間で人気者となった

だが、エンフィは大人の前では姿は見せなかった

シェンから咎められたからだ

子供には見せてもいい、だが大人にはダメだと
理由は教えてくれなかった
それくらい本能的に分かれ、と

エンフィはよく分かってなかったけど、忠告してくれているとだけは分かっていた

だが、ある時悲劇は起きた

エンフィは人に近づきすぎたのだ

宇宙に戻れなくなってしまった
戻るための羽を危険に陥った子供を助けるために使い切ってしまった

さらにそこに不運が襲いかかった

どこぞの人間たちが神降ろしをしたのだ
普通ならその辺の天使や悪魔が降ろされるが、宇宙に戻れなくなり弱くなってしまったエンフィが選ばれてしまった

エンフィは人間の体に降ろされるも、エンフィが規格外すぎて器がすぐに砕け散った
自分の体に戻れず、宇宙にも戻れず、体をなくしたエンフィはさまようしか無かった

まだ有難いのは体がなくなってもある程度ならば生きられることだけだった

このことは直ぐにシェンに伝わったのだが、エンフィが体をなくしてしまったことにより何処にいるのかシェンにも伝わらなくなってしまった

どの惑星のどの場所にいるのか、たとえ体を見つけたとして中身はどこか
周りの神に見つけてこいと指示をしようにも誰も見た事がないその姿、捜索は困難だった

だが、エンフィが消えたのとほぼ同時に作られた神がいる

それがファヴィエ

彼は人の願いから生まれた神で、人がいる限り滅ぶことは無い神だった

彼の話は別のところで深く語っているが、要約すれば、彼は人を愛し人に殺された神

人を愛すために何度も世界を作り何度も壊し、人に何度も愛され、殺された哀れな神

彼の体は人間によってバラバラに切り刻まれ、何度も人間たちによって土に埋められてきた。

エンフィはその体に取り憑いたのだ
器としては完璧。不思議とその器はとても大きかった。

エンフィにとって幸運だったのはファヴィエという器が運良く近くにあったから
けれども、同時に不運もあった

どこかの人間が神降ろしをしたのと同時に、邪神を降ろした人間もいたのだ

それが運悪くエンフィが魂だけになってさまよってる時にくっついてきてしまった
それがファヴィエにも入ってしまった

だが、いまは誰もそのことには気が付かなかった
ただお互い、傷ついた体を癒すために眠りについた

次ファヴィエが目を覚ました時は記憶が全て初期化され、自分は「人形族」という記憶だけが残っていた。

エンフィも邪神も目を覚まさない

ファヴィエの体は突然の二柱の神のせいで治りが遅かった。だからとある天使の細胞を借りて再生した。これが黒グレア。

黒グレアはファヴィエが神であることも、体に始祖の神が混ざっていることも、邪神が眠っていることも知っている

シェンにエンフィの居場所を教えたのも彼

ファヴィエがどれほど暴れても、どれほど自我を取り乱して暴走しても、エンフィが目覚めても、邪神が目を覚まさないのは理由がある

たしかに邪神はファヴィエの中にいる
だが意識はシェンの右目、通称ブラックホールに封印されている

つまり、エンフィはファヴィエとは別個体ではあるが、残念なことに一体化してしまっている彼らを引き剥がすことは困難で、シェンはエンフィの代わりをファヴィエに務めさせようとしている（黒グレアは反対）

作中ファヴィエを溺愛してるような表現があるが、これはエンフィとファヴィエの両方に向けたものであり、愛のベクトルも相当重め（恋愛感情は不明）

黒グレアはファヴィエは細胞を分けた兄弟なので、「後方お兄ちゃん面」が凄い

ファヴィエの自我が強くないとエンフィや邪神に取られると思った黒グレアは、とある研究者にファヴィエとそっくりな見た目のヤツを99体作れ、んで、能力が発現するようにしろと命令

研究者はこれを了承
後に行われる実験があの「蠱毒実験」

これでファヴィエは死にかけるのだが、とある男から逃げまくってるゼンに能力を貸す代わりに体を貸してくれと提案（脅し）それを受け入れ生き延びる

後に蠱毒がファヴィエの体の中に発現

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