第2話

　そのあと、水谷さんとDMでやりとりをすることになった。
「まず聞きたいことがあるんですが、いいですか？」
そう、聞きたかったのは、なぜぼくの高校は男子校なのに水谷さんのような少女がいるのかだ。
なにか事情でもあるのかと思ったが、結局あの場では言えなかった。
「どうして男子校に水谷さんのような方が？」
「えぇーーと、気にしないでください！」
思ったより曖昧な答えが返ってきてしまった。しかし、こちらから厄介に聞くのも失礼だろう。
すると、「まぁ時間のあるときにはなしますよ(^^)」と返された。

「それより、本題に入りましょうか！えーとどこから説明するといいですか？」
そんなことを聞かれるまもなく、
「世界がなんとかっていうのですらわからないので全て説明してください」と返したが。
「ですよね。では説明しますね。
　私達は、同じ世界線にいる、というと言うのでしょうか。とにかく、同じ世界にいるんです。ここまで分かります？」
丁寧なことに、分かりやすいように説明してくれているのだろう。とりあえず聞いておこう。
「はい。まず全て説明してもらって大丈夫です。」
「ありがとうございます！では続きです。
　その私達のいる世界は、この世界に関わる人─つまり私達や、私達を知る人の、この世界が存在してほしいか、してほしくないかという意思によって成り立っているんです。」
　
急にぶっ飛んだ話になった。世界が意思で…？しかし、ぶっ飛んでいたのはここからだった。
「今、その意思はマイナスな方、〈存在してほしくない〉の方が、前より増えてしまったんです。上回ることはありませんが、一定を越えると、この世界は無くなってしまうんです…。今、この世界は消えてしまうかも知れないんです！」
　そう、この世界が無くなるなんて急に言われて、信じるはずがない。
「その原因はあなたです…。尖ったことばかり発言する配信をして、プチ炎上だってよくしますよね…？この世界が消えれば、あなたはもう二度と配信出来なくなるんですっ…。信じてください！」
　そんなことを言われて簡単に信じるような僕ではないので、話は理解出来ても、なかなか信用は出来ない。
「うーん、、、説明は嬉しかったですが、なかなか信用は出来ません。」
　すると、急にりりむや天宮、伏見やアキくんの画像を送ってきた。
「信用は出来ないなら仕方ないです。。。しかし、あなたの大好きなロリちゃんたちやお友だちに会えなくなるかも知れないんですよ！？あなたはロリコンじゃなかったんですか！？」
「いや、そんなこと言われても─」
「お願いですお願いですお願いです！急にこんな話にした私も悪かったですけどお願いです！」
　しかし、そんなことを言われても僕は何も出来ない。それを送ると、
「あなたは尖った発言や炎上に繋がるようなことをしなければいいんです」
と返された。しかしそんなことをするわけがない。またそれを送ると、
「…仕方ないです。。。やっぱりこう言われると思いました…」
と返ってきた。正直びっくりした。もっと厄介にお願いされるものだと思っていた。だが、水谷さんは、あっけないことを言い出した。
「こうなると思ったので、もう仕方ないです。削れないなら増やす。ということで私、にじさんじでデビューします。」
「は…？」　　　　　　　続く

最高やん､､､､てかにじさんじデビューするって言ったあとの剣持の反応動揺してて可愛い､､､､

はわわありがとう！

アイコン見てみ､､､､

剣持ぃ…

可愛ええよな､､､､

照れててかわいいやないかｸﾞﾋﾋﾋﾋﾋﾟｪｱ(通報案件)

wwww

顔面近づかせた（ふざけてます）（でも可愛ええだろ！？）

ﾌﾔｧｧｧｧｧｧｧﾋｬｯﾎｫｫｵﾎ

剣持かわえええええええええ

HAHAHAHA

本人には言わないけどぉ…(決まった★)

剣持〜（呼び出し中）

ﾊｧｧｧｧｧｧ(青ざめ)

剣持〜（大声）

きゃぁー！剣持ぃ！あっちむいてぇ！

剣持と付き合ったらどうする？

(本心：ぼくを認知しろ)

剣持おいで（いじめてるやん）

ちゃうよw

認知しろだって〜！

♥

いいか、

ﾌｪ!?

顎推しなら、

ﾌｪ!?!?!?

本心は本人に認知されないところでいえっ！

ツンデレリスナーになれ！

え、無理((((((((嘘ですごめんなさい

♥

それが顎推しの使命(！？)

ツンデレより犬系っていわれるんやけど､､､､

はい、いや、そういうことやない

わかるわよ（？）

剣持が媚びない以上、我らリスナーは、

甘えさせない…

いやあああああ可愛いぃぃぃぃぃぃぃ

本人の前では厳しく…

いないなら推し活しちゃぇーーわーーーー

おい！剣持！←ﾌｪ?

っていう精神でいくのが顎リスナーだっ！

刀ピーと、ピー刀、どっち派？((((((((

うーんとぉー

ダメだ、あっちで聞こう

そうやな

個チャ〜

うんうん

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