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もし好きな画家がいたり、絵画に興味がある人がいるなら、お話ししたいです。

ゴッホの死後約11年、ゴーギャンは『肘掛け椅子のひまわり』という作品を描きました。
ゴッホとゴーギャンは、決して良い別れ方とは言えませんでしたね。ゴーギャンが唯一欲しがったゴッホの絵画は、『ひまわり』だったそうです。
向日葵はゴーギャンにとってゴッホを象徴するモチーフになっていたんじゃないかと思います。
かつてゴッホによって描かれた二つの椅子。
それに応えるかのようにゴーギャンもまた、椅子の絵を描いているんです。しかも、タヒチでは手に入らない向日葵の種をわざわざ仕入れてまで!なんだか心にくるものがありますよね。
ここからは私の想像ですが、この頃のゴーギャンは、やっとゴッホの気持ちに追いついたんじゃないかなと思います。もがき苦しみながら作品を作っていくどうしようもない気持ち。だからこそ昔のゴッホの姿、たくさん衝突したゴッホ自身を優しい目で見れたんじゃないかなって。
この絵はすごく優しいんです。友を労るように。
決して良い人物とは言えなかったゴーギャン、父親としてはもってのほかだったでしょう。
でもやっぱり私は好きだなぁと。
ゴッホもゴーギャンも、必死に生きていた人だったんだなって。
私には、『肘掛け椅子のひまわり』は、不器用なゴーギャンからゴッホへの、精一杯のありがとうにみえてしかたがないんです。

「夏」の投稿画像

私がすごく好きなのは、かの有名な炎の画家ゴッホと、ゴーギャンの話です。
彼らは三ヶ月ほど南仏アルルで共同生活をしましたが、のちに破局してしまいます。
原田マハ先生の小説『リボルバー』でも、この二人のことを取り扱っていますね。心に残るお話でした。
有名な話ですが、ゴッホは『ゴーギャンの肘掛け椅子』と、『パイプを置いたゴッホの椅子』という絵画を描きました。椅子の絵なのにまるで肖像画のようだ。とよく言われる作品です。私は本当にその通りだなぁと思います。やっぱり物って使っている人の特徴が少なからず出ると思うんです。
例えば鉛筆の上部分に噛み跡であったり、本に貼られた付箋だったり。
そんな特徴を、ゴッホは見事に捉えていますね。
正直なところ、デッサン力という面でゴッホが凄く上手いと思ったことはあまりないんです。
でも、すごく込められた感情が伝わってくるようで、、、
いい意味で生々しいんですよね。

「夏」の投稿画像「夏」の投稿画像

中々人は来てくれないと思うので、一人で話します。
サージェントという画家は、『マダムX』のエピソードが有名ですよね。『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』は、そんな失意の中描かれたそうです。
私の主観ですが、この絵画には少しの希望が込められているような気がします。
それは派手で大きなものではなくて、糸のように細いもの。でも確かにそこにあるんです。
中々言葉にするのは難しいんですけどね🥲
とにかく、私はこの絵が大好きです。

『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』

『マダムXの肖像』
本当に惚れ惚れします

私は美術が好きな中学二年生です。
グループのアイコンは、サージェントの、『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』です。
すごく大好きな絵なのでアイコンにしました。