軽く101番目のファヴィエから、

1〜100のファヴィエは既に作り終わってて、実験も終わってる
そしてこの資料は全て廃棄されている

が、とある研究者がそれをみつけ、

「彼ら全ての能力をつぎ込んだファヴィエを作れば最強なのでは？」

それで作り出されたのが101番目のファヴィエ

彼とファヴィエの違いは

①喜怒哀楽がある
②自分で考える思考がある
③善悪の判断がついている
④人と言っても過言ではない

1つ欠点があるとするならば

「ファヴィエは何処だ！？俺はアイツを殺す！！」

「どけ！俺に指図するな！！！」

ファヴィエを殺すことにだけものすごい執着があること


それは認めてもらいたいから

自分はファヴィエのコピーなんかじゃない
ちゃんと自我を持ってて、思考がある、あんな人形と一緒にするな、とね

そして彼は毎回ファヴィエに挑んでは負ける

何故か？

彼には何もないから

彼には守るものがない
彼にはファヴィエを殺したあとの未来がないから

逆にファヴィエは後ろに守るものがある
例え彼を殺したところで損は無い
逆に脅威が減って得をする

だから勝てない

だからこそ、尚更ムカつくのだ

自分の方が新しいのに…！
自分の方が随分と"人間"らしいのに！！！

勝てない

勝てないからこそ証明できない

証明できないからこそ

"失敗作"

と言われる

そして後に失敗作として捨てられる彼は

運命と出会う

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