眼の前に居る女はただひたすらに下にいる男を殴り続ける。
意味のない言葉をぶつぶつと呟きながら。
それを少し離れた場所で見る私。
無意識に口角が上がる。吸う空気に血の香りが乗る。
眼の前の女が立ち上がる。
男の体は痙攣すらしない。
女は笑った。血に塗れた手を私の頬に滑らせる。
「愛してる」
オソロイのワンピースが湿っていく。
女に抱きしめられて温かい。
なのに、心は凍えるほどに冷たいのだ。
軋んで、歪んで、吐き気がする。
私は、
『だいすき。』
コメント(4)
卵黄
2023/12/10 21:44
めちゃくちゃ短い。
卵黄
2023/12/10 21:45
どういうシチュエーションなのか
全くわからんよ←
卵黄
2023/12/10 21:45
十数分で終わってもた……
卵黄
2023/12/10 21:46
新しいお題決めるのねん
