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Raia!@依頼残×1

2025/3/26 10:19

サブカフェで投稿した小説を貼りにきたのだよ


クトゥルフ神話TRPGパロディ小説
ただのSAN値回復シナリオなのですぐ終わりますね🙃

🍀=はるる

🧢=てらんぺ

少女


深夜、海にいこう。
今日だけほんのすこし、ふたりでわるい子にならない?

そう言ったきみは、いたずらっぽく笑った。


Call of Cthulhu/ごぜんにじにあいにきて。




🧢「ねぇ、はるる」

🍀「ん?」

🧢「海行こうよ」

🧢「出来たら夜の海がいいな」

🧢「夜に出かけるのって、なんだかすこし…わるい事してるみたいでわくわくしない?」

それは本当になんでもないように、今しがた浮かんだ考えがぽろりと口から溢れたようなつぶやきだった。

🍀「っえ…」

🍀「まぁ…いいんだけど…」

てらんぺは嬉しそうにほほえむ

こうして、ふとした思いつきで2人は夜の外出に赴く事となる

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Raia!@依頼残×1

2025/3/26 10:20

続き


Call of Cthulhu/ごぜんにじにあいにきて。


🍀=はるる

🧢=てらんぺ

少女


2人がやってきたのは、自分たちの住んでいる街からもさほど離れていない海岸だ。

日中であれば、散歩やサーフィンに来た人々で多少賑やかなものだろう。

夜の海は静かで、まるでここだけ日常から切り離されたかのようだ。

🧢「たまにはこういうのもいいよねー!」

🍀「うん、確かに!」

🧢「記念に自撮りしちゃお」

🍀「えいきなり過ぎない!?」

🧢「はいパシャっと」

🍀「まぁいいんだけどさぁ…」

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Raia!@依頼残×1

2025/3/26 10:20

続き


Call of Cthulhu/ごぜんにじにあいにきて。


🍀=はるる

🧢=てらんぺ

少女


???「あら、めずらしいこともあるのね」

不意に背後から掛けられた声に驚くかもしれない。

そちらを見れば、12歳くらいであろう少女がちょこんと立っていた。

面立ちは整っており、まるで夜空を纏ったかのようなワンピースドレスを着ている。

少女「こんな夜更けにお散歩?」

目の前の少女は見た目よりも大人びた仕草で2人に問う。

目は開いているが視線が合わない。

目が見えないのだろうかと考える。

🍀「えっと…君は誰なの?」

少女「わたし?そうねえ、クロートーよ。」

クロートー「ここに1人で住んでるの。」

クロートー「ああ、街じゃないのよ。この海岸にある洞窟に住んでるの。」

🧢「君は…人間なの?」

クロートー「お好きなように思ってどうぞ。わたしは別に困らないもの。」

🍀「こんな時間に何をしてたの…?」

クロートー「あのね、なくしものをしてしまったの。」

クロートー「でも、わたし目が見えないから探しようがなくて」

クロートー「わるいのだけれど、手伝ってもらえないかしら?」

少女…クロートーが言うには、落したものは首飾りの装飾品にあたるパーツなのだそうだ。

接合が脆くなっていることに気付かず、道中でばらばらになってしまったらしい。

彼女はそう述べながら、いくつかガラス玉が歯抜けになってしまったのだろう首飾りを見せてくる

クロートー「もちろん、遊びに来ているところをお邪魔してまで探してもらうのだからお礼はするわ。」

クロートー「どうかしら?引き受けてはもらえない?」

おねがい、と彼女は両手を合わせて2人を見上げてくる。

さて、どうしたものか。

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