「疲れた……(手を組んで天井に向かって手を伸ばすととてもではないが疲れがとれると思った。朝から雨が降っていると思うと気持ちがそれなりに下がる。)」「こういう日はリラックスするために紅茶をいれようではないか。(ふと、発した独り言が自分の欲望を通りに叶うとすればなんだかとてもではないが嬉しかった。)」(紅茶のパックを籠から取りだし袋を開けマグカップにいれた。)「はぁーあ。それよりなんで、雨が降ってしまったんだろうか。」(水道の蛇口を捻ると水がゴポゴポと入っていった。ボーッとしてると、ケトルにいれた水が溢れ返っていた。ケトルからあふれでる水はなんだか、雨のように私の心の隙間から何から何まで埋もれてしまいそうだった。)ガタン……(水が入っていたケトルをシンクに落とした。)ハァハァ……。(荒い息が私を襲う。床を這いつくばり乍、匍匐前進で一歩、また一歩。と剃刀がある洗面所へ行った。剃刀を持つと興奮で手や所々の体が震えた、それが何か快感だった。)
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