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さくらぎ
2025/3/22 23:03
エピソード1:小学5年生でのいじめの始まり
レンは小学5年生の時、天然でほわほわした性格が目立ち、「レンって変だよね」とクラスメートの間で浮いてた。ある日、図工の時間に「ねぇねぇー、この絵、変かな?」と無邪気に友達に見せると、「何!? キモい絵!」と笑われ、机に落書きされる。それがきっかけで、数人のグループがレンを標的に。「レン、お前、頭おかしいだろ」とからかいが始まり、休み時間にランドセルを隠されたり、給食のおかずを取られたりした。
レンは「ねぇねぇー…やめてよぉ…」と泣きそうになるけど、「泣くなよ、弱虫!」とさらにエスカレート。先生に言えず、「みんなが嫌いになっちゃう…」と我慢する癖がついた。この時、友達の表情が暗いのに気づいて「何かあった?」と聞く鋭さはあったけど、「疲れてるのかな?」と的外れな結論で終わることが多く、助けられなかった自分を責めた。
エピソード2:中学1年生での孤立
中学に上がると、いじめは形を変えた。レンの天然な発言(「ねぇねぇー、空って青いね!」)が「バカっぽい」と嘲笑され、グループから外される。「レンと一緒にいると恥ずかしい」と噂が広がり、昼休みに1人で弁当を食べる日が増えた。ある日、体育館裏で「レン、キモいから近づくな」と上級生に突き飛ばされ、膝を擦りむいても「ごめんね…」と謝ってしまう。
この頃、レンは人の変化に気づく鋭さ(友達が笑顔でも目が暗いなど)があったが、「何かあった?」と聞いても「別に…」と誤魔化され、「レンが変だからだよ」と逆に責められることが多かった。「ユウちゃんみたいに優しくできれば…」と後で知るユウを想像しつつ、自分を「的外れでダメな子」と感じるようになる。
エピソード3:中学2年生での転機
中学2年生の時、いじめがピークに。教室で「レン、うざいから消えろ」と机に落書きされ、帰りにカバンをゴミ箱に捨てられる。レンは「ねぇねぇー…やめて…」と震える声で言うけど、笑いものに。ある日、泣きながら帰ると、優しいクラスメイトが「レン、大丈夫?」と声をかけてくれた。これが転機で、少しずつ友達ができるが、「また嫌われたら…」という恐怖が残った。
この経験から、レンは優しさを大切にしつつ、天然でほわほわした自分を「みんなが笑ってくれるなら」と受け入れる。でも、人の変化に気づいても「これ以上聞くと嫌われるかも」と踏み込めない癖が定着した。
トラウマの影響と特徴
優しさの裏の繊細さ: いじめで傷ついたレンは、「人を傷つけたくない」と優しくなり、天然な態度で周りを癒す。でも、内心では「嫌われたくない」とビクビクしてる。
鋭いが的外れ: 人の変化に気づく鋭さ(ユウちゃんの咳、ソラくんの疲れ)はあるが、「疲れてるだけかな?」と結論づけ、過去の「責められた」経験から深く踏み込まない。
甘え上手の裏: ユウ、ソラ、ハルに「ねぇねぇー」と甘えるのは、愛される安心感を求めるトラウマの裏返し。特にユウとソラが大好きで、ハルに守られる感覚が「嫌われない」と感じさせてくれる。
我慢の癖: いじめで「泣くな」と言われたから、辛くても「平気だよー」と笑う癖が残り、ユウほどではないが無理を隠すことも。
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