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⚠ワンク⚠
アメ日
嘔吐
ちょっとした鬱表現っぽいの。



Kittyは仔猫。
恋人に使うことがあるって聞いたのでアメさんは日本さんのこと今回猫呼びです。







休憩室の扉を開ける。

此処には似つかわしくない錆びた鉄のような匂いがツンと鼻を刺した。

「よぉ。Kitty。」

ほんのりと常夜灯が当たりを柔らかく照らして居る。

ソファに脱力したように足と手を崩し、座り無防備な状態で有る。

隣に座り赤色がたぱゝと溢れているのを笑った。

くすくすくすくす

猫は目を細め、俺の様子を見ながら笑う。
手からは未だ、赤色が流れて居る。


「なぁ。一緒に寝よぉぜ。」

他の部屋よりも暖かく設定された暖房のお陰で部屋の温度に自身の体が反応して、どんゝ眠たくなって来た。

ベッドに移動する。
猫が抱き上げられて、嫌な顔をすると同時にベッドに転がり込む。
不機嫌になる前に寝てしまいたかった。

赤色は流れて居無い。

呑気にそんな事を考え、腰に手を回して日本を抱き寄せれば嫌そうに手を退かそうとする。腕に力を込めれば無くなったが、。

猫の薄っぺらい胸が一定の間隔で上下を行う。

犬だと彼奴らは騒ぐがこれは如何考えても猫だろう。

何て事無い事を考える。



「Good night,Kitty.」

片腕を瞼の上に置き自身も眠った。








おえ。

虫が這いずる感覚に目を覚ます。気持ち悪くて仕方が無い。

手で口を抑え浅い呼吸を繰り返した。

世界が虹色に見える。真っ暗な部屋の中で皆んなが僕を笑っているような気がした。

…ぁ。ぁああ。

涎が飲み込めず口から果ても無く溢れてくる。

虫が這って居る。全身が気持ち悪い。

脂汗を掻き、視界がぐちゃぐちゃ曲がって居た。

ごぷり。

胃酸が逆流してくる。必死で口に手を当てた。

「ひゅーッ、ひューっ。」


足が動く様になったから、ベッドから降りた。地に着いた筈だった。どすんと座り込み足が動かない。何をする事も出来ず、冷たくなっていく身体に唯ゝ哀しくなった。







「ん…、Kitty、?」


…ぁ。

アメリカの声に反応して、声を絞り出そうと震えるが上手く出す事が出来ない。

「Kitty。?」

「何してんだよ。」

何時もは隠れている瞳に怯える。伸ばさてた手を如何する事も出来無い。

身体の赴くままに吐いてしまった。アメリカの手が汚れる。

ごめんなさいを繰り返した。




「…Japan。大丈夫、大丈夫だぜ。」
「No problem.」


俺の猫はどうしたのだろうか。手に着いた吐瀉物を愛おしい、もう片方の手で頭を撫でた。

小さい声でごめんなさいを繰り返される。

可愛い声してるよなぁ。何て考えて、安心出来る様にニコリと笑って見せた。

「気持ち悪かったんだな、大丈夫。」
「吐きたいなら、吐けば良い。」

こぽこぽと吐く俺の猫は矢張り可愛い。
吐く時まで可愛いなんて頭が狂っているな。

指を突っ込んで手伝って上げる。

異物感に苦しくなって生理的な涙が頬を伝って行っていた。


元々あまり何も出て来ては居無かったが徐々胃酸がだけになってきて居るようだ。

ハァハァと浅い呼吸を繰り返す猫を撫で服を脱がせる。服を回収して、床に散らばった吐瀉物の処理を行った。

そう言えば手に付着したのはちゃんと舐めた。
美味しかった。

湿った服は洗濯機に入れて回した。
普段は使われない可らと捨てられそうになっていたが残して良かったと思う。

だけど流石に着替えは持って居無い。

自身の上着を適当に着させる。パンツ1枚にジャケットとは随分と麻阿、うん。

猫が持っていた睡眠薬を口移しで飲ませてやって、もう一度寝る。次こそは安心して眠れる様に、確りと抱き着く様にして寝た。







オチがないのでこれで終わり。
1400文字とかよく読みましたね。
乙です。

コメント(3)

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コケコ

2025/3/30 00:11

ごめんなさいを繰り返した。




「…Japan。大丈夫、大丈夫だぜ。」
「No problem.」


俺の猫はどうしたのだろうか。手に着いた吐瀉物を愛おしく思居乍、もう片方の手で頭を撫でた。

小さい声でごめんなさいを繰り返される。

可愛い声してるよなぁ。何て考えて、安心出来る様にニコリと笑って見せた。

「気持ち悪かったんだな、大丈夫。」
「吐きたい為ら、吐けば良い。」

こぽこぽと吐く俺の猫は矢張り可愛い。
吐く時まで可愛いなんて頭が狂っているな。

指を突っ込んで手伝って上げる。

異物感に苦しくなって生理的な涙が頬を伝って行っていた。


元々あまり何も出て来ては居無かったが徐々胃酸がだけになってきて居るようだ。

ハァハァと浅い呼吸を繰り返す猫を撫で服を脱がせる。服を回収して、床に散らばった吐瀉物の処理を行った。

そう言えば手に付着したのはちゃんと舐めた。
美味しかった。

湿った服は洗濯機に入れて回した。
普段は使われない可らと捨てられそうになっていたが残して良かったと思う。

だけど流石に着替えは持って居無い。

自身の上着を適当に着させる。パンツ1枚にジャケットとは随分と麻阿、うん。

猫が持っていた睡眠薬を口移しで飲ませてやって、もう一度寝る。次こそは安心して眠れる様に、確りと抱き着く様にして寝た。







オチがないのでこれで終わり。
1400文字とかよく読みましたね。
乙です。

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コケコ

2025/3/30 00:11

短いの作りたいなぁ(切実)

「ティッシュ@猫幽ペア画」のユーザーアイコン

ティッシュ@猫幽ペア画

2025/3/30 06:48

1400文字が140文字くらいに思えた(思ったよりすぐ終わった)

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