いれすけ
2024/5/4 13:21「そ、それ以外にいい事あるのか?!」
「あるに決まってんだろが!!!なんでも出来るんだぞ!!!考えてみろよ!!!」
「ねぇよ!!!お前も考えろ!!!」
「俺は計画してちゃんと考えてんだよ!!!なにも知らねぇだろ!!!」
「うるせぇ!!!!俺は脱獄しても金もないし友達も居ないし家族も居ないしなにも感じないんだよ!!!!自由がないんだよ!!!!」
つい叫んでしまった。周りから圧を感じる。まるで、『ルールと面会を受けて居る時のように、大量の目から監視されている』ように。
「……そうか勝手にしろ」
周りを見てから、呆れように言われる。
「ごめんな、あいつ、自分の言う通りにせんと気が済まないんよな、じゃ、」
2人とも計画を始める。
数分後、看守の目をひいて、さとみとれおんが部屋を出ていく。部屋に残っているのは俺だけになった。
更に数分後、刑務所内でサイレンが鳴る。おそらくさとみとれおんの脱獄の計画だろう。
次は男性の悲鳴が聞こえる。部屋の外を見てみるとよく見えなかったが、血が飛び散っている。
また悲鳴が聞こえた。もしかしたらさとみとれおんかもしれない。
次の日、さとみとれおんは死刑にされるらしい。理由は看守を7人ほど殺したのと、脱獄をしようとしたからだ。
野外活動の行く途中ででたまたま2人が処刑されるところが見えた。遠すぎて何を言っているか分からないが、なにかは言っている。
すると、さとみとれおんの目の前にルールが瞬間移動するようにどす黒い煙から出てきた。
そして、2人は処刑された─────
野外活動が終わって、また面会があった。相手はルールだろう。
面会室に行くと、血が着いているルールが居た。
「やぁ。」
「……血…」
つい言ってしまった。
「ああ、これか?そうだわね、今日あいつらが処刑されたんじゃ。知っておるかい?葵と同じ部屋だったはずだ」
きっと2人のことだ。
「…あいつら…?だ、だれだっ。…け、」
なぜか名前と顔が思い出せない。
「まぁ、葵はそんなことしないと思うがな。」
また前と同じように圧を感じる。
