れんれん
2025/11/24 02:17第4章の続きを考えて
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BL小説続き
2025/11/24 02:17
〜第4章〜 ━俺を見ろ━
遥馬に彼女がいることを受け入れられないまま、俺は日常に戻っていった。しかし、彼には俺の気持ちを知ってほしかった。彼女が居ることがどれほどの衝撃だったか、そして俺の心の中で揺れ動く感情を彼に知ってほしかった。しかし、それは叶わない願いだと感じていた。
だけど、何もしないまま終わるのは嫌だった。自分をさらけ出すことで、もしかしたら彼が俺を見直してくれるかもしれない。それをどうにか実現させるため、思いついたのが「他の男にアプローチしてみる」という計画だった。
俺は、クラスメートの中でそれなりに優しい雰囲気を持つ人を選び、アプローチを始めた。彼は渋々ながらも俺の誘いに乗ってくれ、放課後に一緒に帰ることになった。その時、遥馬の反応が気になって仕方がなかった。
「どうせ彼には興味ないよ」そう自分に言い聞かせながら、俺の心はどこか高揚していた。「俺も、他の人に気を持たせることができるんだ」という小さな自信が芽生えた瞬間だった。
やがて、遥馬も俺の様子に気づき始めた。彼がいつもと違う目をして、俺をチラ見することが増えた。「もしかして、俺に気を持ってくれているのか?」という期待が少しずつ生まれ始めた。
放課後、俺はそのクラスメートと一緒に帰る道すがら、遥馬の顔がちらちらと脳裏に浮かぶ。彼の気持ちがどこにあるのか、そして自分の思いをどうやって伝えられるのか、全てが気がかりだった。
その日の帰り道、ついに遥馬が
