ヘラってるナイアくんみたい

ナイア「へぇ、セオは僕がイーザクと一緒に行動してる時アノセとかいうやつと一緒にゲームしたり勉強したり遊びに行ったり色々してたんだ？
とくに？夏祭りでは花火も見たらしいね？？僕と一緒に見るんじゃなかったの？？ねぇどういうこと？アイツとどういう関係？？」

ライアン「落ち着いて、アノセは友達、殺さないで。」

ナイア「君がアノセ？セ⋯ライアンと仲良くしてくれるのは有難いけど、距離が近すぎるよ？？さっきも肩くっつきながら喋ってたよね？？いいかい？？君はこれからライアンとは1m以上は開けて喋って。」

アノセ「？？？？？？」

ライアン「え、なんでそんな離れてるの？」

アノセ「む、それは⋯ナイア殿に忠告されてな⋯」

ライアン「あー⋯それ無視していいよ。いつもの距離で大丈夫だから。」

アノセ「そうか！！！」
（勢いよく近づきいつものゼロ距離になる）

ライアン「やっぱもうちょい離れて欲しいかも⋯⋯」






ナイア「アノセのことについて知ってること全部吐いて。」

グラズビ「分かりました、分かりましたからそのいかにも不機嫌オーラをお納めください」

ナイア「だってセオが！！セオが僕以外の人の前で笑ったり怒ったりしてるんだよ！？！？なんなら僕にも見せたことない表情をあんな奴に見せてる！！！」

グラズビ「アノセさんはライアンさんの一番のともだ⋯⋯⋯いえ、知り合いですので⋯」

ナイア「アイツが友達なんてセオの今後に悪影響だ！！！決闘を今すぐ申し込んでくる！！」

グラズビ「お待ちくださいナイア様！！決闘はこの学校禁止です！！」

セオ（ライアン）
ナイアの行動、言葉に常にひやひやしてる。
確かにアノセは大切な友人だけど、一番はナイアに決まってるのになぜ焦っているんだろう。取り敢えず目立つことは嫌いだから変なことしないで。



ナイア
自分が知らないうちにセオが自分以外の人と打ち解けてて焦ってる。もしかしたら僕をもう必要としてくれなくなるんじゃ⋯！？それだけは⋯！！となりアノセを敵視。友人としては良いんだけどね。




アノセ
ただの被害者。今まで通りライアンと友人として話してるだけで凄く睨まれる。でもそれで睨んでくるナイアの方を見ると優しい微笑みをしてきてさらに困惑。バレバレだよ。



グラズビ
被害者2。ナイアの相談を聞いて本当に焦ってるんだなと理解してる。でもセオのナイアへの気持ちも全部知ってるから別にそこまで悩まなくても良くね？？とは思ってるもあえて言わない、面白いから。

こういう平和な世界線も見たかった⋯

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