『香東家』
第九話「いざ、人間界の中学校へ！４」

はい菜乃で〜す（省略）お…休み時間だ〜！ほんとこの学校どうかしてるよ入学早々授業とか…あ、前回言ってた清水れう君に話しかけてこよ〜！

菜乃）お〜いw覚えてる？
れう）？あぁ〜！菜乃さんだー！なんか自己紹介で聞き覚えがある名前だな〜って思ってたら！
菜乃）ってか小乃姉と二香も居るよ〜
小乃）そうよ忘れないでくれる？
二香）私らはちゃ〜んと覚えてたんだから！
れう）wごめんごめんw
ちなみにこのクラスれい兄もいるんだよ！あと二組にはれんとれおもいるし…
小乃）あ、前一緒にいたやつらね、
菜乃）小乃姉口悪い〜
れう）なんか仲良さそうで羨ましいな〜…清水兄弟、特に弟組は仲悪いんだよ…
二香）マジで!?私は一人っ子だから分かんないな〜…昔から知り合ってた小乃と佐乃も喧嘩なんて滅多にしてなかったし…
れう）え？小乃さんと佐乃さん？菜乃さんと野乃さんは？
小乃）…それはね…
れう）え？なんで菜乃さん悲しい顔してるの!?
菜乃）…うちと野乃が関係してるからね…あと、れうは覚えてないの？うちと野乃は清水兄弟、つまりれう達と能力界以外でも会ったでしょう？
れう）…え？
菜乃）…二年前だし、あまり大した事ないことで会ったから、覚えてないかもね…

うちたちは、“うちの過去”についてれうに話した─

初見さんに『香東家』のご案内

これはうちが空想の中で作ったうちの自作物語である。
※うちのリア友、アニメや本のキャラクターを少し参考にしたり、設定などが被ったりしていることがあります。

第一〜八話までの内容

この世界には4つ世界があり、人間が主に暮らす「人間界」、魔法使いが主に暮らす「魔法界（別名：魔界）」、能力が使える能力者が主に暮らす「能力界」、それらの世界の死者たちが主に暮らす「幽霊界」。能力界では、能力界女王・香東葉乃、その長女・小乃、次女・菜乃、三女・佐乃、末っ子・野乃が暮らしている。その香東４姉妹は幽霊界の担当があり、小乃、菜乃、佐乃、野乃が、神、閻魔大王、副神、魔王になる。また、地獄と天国は合体しており、1番最初に天国住人（普通に暮らせる）か地獄住人（半日お仕置きあり）かが決まる。また、お助け集団として、「幽霊界サポート組」という者たちも居る。
ある日葉乃と魔法界女王・夜桜一香（よざくらいちか）の許可のもと、菜乃と魔法界姫・夜桜二香（よざくらにか）が修業中。だが、魔法界で今話題になっている「魔法界生物子供誘拐事件」の生物と、その被害者の人間の子供を目撃！幽霊界、能力界、魔法界全体に協力してもらい、香東家のメイドに人間は安全な幽霊界に連れて行ってもらうことに。なんとか生物を倒し、人間を人間界へ帰した。
それから数ヶ月経ち、菜乃たちは中学校に。話によると、魔法使いの一部や能力者は、小学校以下はそれぞれの世界にあるが、中学からは人間界にある中学校へ行くとのこと。だが人間界で能力者や魔法使いが行ける学校は限られているらしく、日本では中学校は五校、高校三校、大学が二校という。しかも、その学校の周辺に住む者や生徒、教師は能力者や魔法使いのことを認識している。セキュリティ面もバッチリであり、緊急事態でない普段は無くても問題無い魔力や能力を保管しておいてくれるお守りを支給されたり、教師の一部は能力者や魔法使いだったり、監視カメラが何台もあったり…ヤバすぎて一周回って普通にすごい学校。
当日、香東姉妹は中学生生活のスタートを切った。
菜乃の能力で今日から通う学校「人間界立清香中学校」に着き、クラスを確認した香東４姉妹と二香。確認したところ、姉組（小乃､菜乃､二香）が一組、妹組（佐乃、野乃）が二組。直後に小乃と菜乃が少しもめたが…姉妹力でなんとか回避！だが時間が無い…５人は急いで準備して入学式の体育館へ向かうのだった。入学式の長〜い長〜い校長先生のお話と、小乃と二香が出る「魔法使い・能力者代表の言葉」が終わり、教室へ戻った。この学校は教師数が少なく、ホームルームや昼食の時間に来る教師はランダムなんだとか…そして、菜乃は気付いた。「清水れう」が、能力界で会った事件の被害者と同一人物だということに…

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