投稿3回目！
『香東家』
第十一話「中学校生活はまだまだ続く！」

二香）いつ聞いても泣けるわぁ😭
れう）だから菜乃さん、あんなに泣いて、俺らにあったことがあるとか言ってたのか〜
小乃）二香れう君に思いっきりスルーされてるわよ
れう）わー君付けで呼ばれたの久々かも〜
菜乃）ほんま!?普通に君付けで呼ばれると思うけどな〜
二香）お、泣き止んだ
小乃）あんたもな
れう）菜乃さんめちゃくちゃ泣いてたよね〜
菜乃）うるせーよ、あとさん付けしなくていいんだけど
れう）だって命の恩人だし…
菜乃）能力界第二姫として当然のことをしたまでよ
れう）ふーん…じゃあ呼び捨てしてやらないこともないけど？
菜乃）どーぞどーぞ
小乃）っていうか次の時間ってすうがk…
二香）ほんとだ！移動教室じゃないとはいえ早く席に着かないと！数学の聖屋経（せいやけい）先生学校一怖いで有名だよ！
小乃）マジ!?野夜咲先生でもあんなに怖いのに!?
菜乃）はよして！怒られたらヤバい！聖屋経先生魔法使いらしいけん罰来たらとんでもないわ！お母様、学校側に「姫ですがビシバシお願いします」言うとんねん！
れう）ダッシュで行くよ！💨

初見さんに『香東家』のご案内

これはうちが空想の中で作ったうちの自作物語です。長すぎてつまらなかったら全然読まなくて大丈夫です。
※うちのリア友、アニメや本のキャラクターを少し参考にしたり、設定などが被ったりしていることがあります。

第一〜十話までの内容

この世界には4つ世界があり、人間が主に暮らす「人間界」、魔法使いが主に暮らす「魔法界（別名：魔界）」、能力が使える能力者が主に暮らす「能力界」、それらの世界の死者たちが主に暮らす「幽霊界」。能力界では、能力界女王・香東葉乃、その長女・小乃、次女・菜乃、三女・佐乃、末っ子・野乃が暮らしている。その香東４姉妹は幽霊界の担当があり、小乃、菜乃、佐乃、野乃が、神、閻魔大王、副神、魔王になる。また、地獄と天国は合体しており、1番最初に天国住人（普通に暮らせる）か地獄住人（半日お仕置きあり）かが決まる。また、お助け集団として、「幽霊界サポート組」という者たちも居る。
ある日葉乃と魔法界女王・夜桜一香（よざくらいちか）の許可のもと、菜乃と魔法界姫・夜桜二香（よざくらにか）が修業中。だが、魔法界で今話題になっている「魔法界生物子供誘拐事件」の生物と、その被害者の人間の子供を目撃！幽霊界、能力界、魔法界全体に協力してもらい、香東家のメイドに人間は安全な幽霊界に連れて行ってもらうことに。なんとか生物を倒し、人間を人間界へ帰した。
それから数ヶ月経ち、菜乃たちは中学校に。話によると、魔法使いの一部や能力者は、小学校以下はそれぞれの世界にあるが、中学からは人間界にある中学校へ行くとのこと。だが人間界で能力者や魔法使いが行ける学校は限られているらしく、日本では中学校は五校、高校三校、大学が二校という。しかも、その学校の周辺に住む者や生徒、教師は能力者や魔法使いのことを認識している。セキュリティ面もバッチリであり、緊急事態でない普段は無くても問題無い魔力や能力を保管しておいてくれるお守りを支給されたり、教師の一部は能力者や魔法使いだったり、監視カメラが何台もあったり…ヤバすぎて一周回って普通にすごい学校。
当日、香東姉妹は中学生生活のスタートを切った。
菜乃の能力で今日から通う学校「人間界立清香中学校」に着き、クラスを確認した香東４姉妹と二香。確認したところ、姉組（小乃､菜乃､二香）が一組、妹組（佐乃、野乃）が二組。直後に小乃と菜乃が少しもめたが…姉妹力でなんとか回避！だが時間が無い…５人は急いで準備して入学式の体育館へ向かうのだった。入学式の長〜い長〜い校長先生のお話と、小乃と二香が出る「魔法使い・能力者代表の言葉」が終わり、教室へ戻った。この学校は教師数が少なく、ホームルームや昼食の時間に来る教師はランダム。この時間に来たのは国語担当の野夜咲（のやさき）先生。そして、菜乃は気付いた。「清水れう」が、能力界で会った事件の被害者と同一人物だということに…
休み時間、早速れうに話すことにした菜乃。どうやら清水兄弟もこの学校で、れいとれうが一組、れんとれおが二組で、特に弟組は仲が悪いとか…菜乃は清水兄弟と他にも会ったことがあった。そしてれうは菜乃と野乃の過去について聞いた。一体何が…
〈過去〉菜乃と野乃の当時の名は、星空沙矢香（ほしぞらさやか）と亜矢香。人間であった。店で働いていて、そこで清水兄弟に会うことが多く、いつも助けてもらっていた。だが、店長が変わり退職。そこで当時の香東家と夜桜家と会い、能力者に─。

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