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【1章】
米帝に……何もかもを奪われた。
先輩……イタ王……。
殺された。
米帝に──
あの血で濁った夜は、私は一生忘れない。
忘れたくない。忘れさせてくれない。
そして、その日から何かが私にまとわりつくようになった。
目では視認できないが、何かがそこにいることは分かっていた。
いつも一緒にいてくれる……
……そして、何故か懐かしい感じで安心する。
何処かで…会っていた?
……こんなことを言ってる場合では無い。
私はいつも自分に言い聞かせていたが、その“2人”の何かががそれをうち消そうとする。
私の、行動を……。
米帝への復讐を──
妨害してくるんだ。
何故かは分からない。でも──
私は復讐する為に、米帝に攻撃を仕掛けた。
──それが、私の最期だった。

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