暴走列車地獄行き

本日11月29日は帝国議会第一議会が山縣内閣のもと開会された日。
また本日12月24日は山縣有朋が第3代総理大臣就任した日でもあります。
メリークリスマス！


山県有朋は非常に寂しい人生を送った。
そんな山県が維新後に自らの名を有朋と改めたところに切なさを感じる。
数え五歳で母を失い、二十代で父を失い、育ててくれた祖母は入水自殺した。祖母は孫の足手まといにならぬよう死を選んだのだろうと、後年山県は回想している。また、山県を明治期に引き立てたのは木戸孝允だが、元々山県有朋は高杉晋作と親しく兄弟のような付き合いをしていた。しかし高杉も早くに亡くなった。その死を看取ったのは山県だった。また北越の戦いでは親友の時山直八を失い、維新後も萩の乱で友人の前原一誠を失い、木戸孝允よりも尊敬していた西郷隆盛も西南戦争で敗死した。その後の論功行賞を通じて、反山県派の多い陸軍で唯一味方だった腹心の鳥尾小弥太が陸軍を離れてしまう。
政党政治を嫌った山県ではあるが、地方自治を通じて成熟した議員が多く集う国会の解説を望んだというのが本当のところであり、彼が制定した町村の議会における有権者のハードルは非常に低いものだった。そんななかで猟官運動が活発化し政党への失望が広がるなかで、見込みのあると提携を選んだ星亨は暗殺された。
また桂太郎・寺内正毅と多くの後継者を育てたが、彼らもまた、山県よりも早くに亡くなった。
そうしたなかで、最後に現れたのが原敬であった。

原曲様：https://www.youtube.com/watch?v=XfUao0_54yM
UST提供 軽缶様：https://www.youtube.com/watch?v=tl2y9jPa8M0
Vocal：重音テト  

動画内で使用した写真・イラストについて______________

『時山直八』（京都大学附属図書館所蔵）を改変

【替え歌】月月【ルマ大日本帝国版】

https://youtube.com/watch?v=coNjkUNG0tw&si=7jXPTXclwUFLI6kE
ガタがどんどん黒くなっていくっていうか、あの頃のガタじゃなくなっていく感じがやばい
「郡制改変？×点笑い倒せ」「三党鼎立メッタッタッタ根を回せ」がかなり好き
「全然染まんない　「我」貫き通せ」がまじ超然主義ああぁあぁぁぁああーーーーーーっっ！？！？！？ってなった最後の最後まで超然主義っていうか政党嫌い貫き通したけど、原にはメロつく男。ウケる。
摂政洋行が出てくるとは思ってなかった草

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