犬柱

2025/7/17 20:55

著作権フリー

シャオリン、オイラの彼女

オイラ

でーとおしましょう

こすずたん

ちいすずかも

こすずなどいないッ

ちいすず

違うッ

私のことをさん付けで呼んでくる

妄想

敬語じゃなくてもいいよ〜って言ってるのに 、いつも敬語でしか話してくれない
それでも何度も言ううちに努力はしてくれているみたいで、「犬ハンターさ……ちゃん」っておどおどしながら言う

犬ハンターちゃん…

解像度

友達といる時の小鈴の笑顔があまりに可愛くて、小動物みたいで見惚れてしまったのが最初

存在しない記憶

仲良くなりたくて話しかけてみたりするけど、人見知りなのかあまり心を開いてくれない

たしかに

そこで小鈴のお姉ちゃんらしいメイを呼び出してみる 最初メイは自分が狙われていると思っていたらしく緊張していた様子だったが、小鈴のことを気になってると話したところ、拍子抜けした後にオイラのことをからかいはじめる

その解像度なんなの

姉妹仲良いため、「ふーん鈴のこと気になってるんだ、見る目あるじゃん」とか言ってくる

その解像度なに涙

「鈴は可愛いものが好きだから、何か買ってあげてみたら？なんだったら買いに行く？」「鈴に1番詳しいのはわたしだからね、わたしに相談して正解だよ！」とか言われる

でもオイラは可愛いものなんてわからなくて、女の子が好きなものなんか分からなくて
それでも鈴ちゃんと少しでも仲良くなりたい一心で選んだパンダの小物は、メイには少し笑われたけど、オイラの気持ちはたくさん詰まっていたと思う

鈴をもう一度呼び出してみた 女の子を好きになったことなんてなかったから、こういう時どうしたらいいか分からない カバンからパンダの小物を取り出し、鈴に差し出す
「あの、これ……よかったら」
もっとかっこよく渡せたらいいのに、情けないことに、鈴の顔を見ることもできない
鈴は驚いた様子でしばし固まっていたが、しばらくしてオイラの手から置き物を拾い上げた。
顔を見るのが怖い、喜んでくれるだろうか…好きでもない男からの贈り物なんて、気持ち悪いだろうか…
悶々として俯くオイラの頭の上で、ふふ、と笑い声がした
ハッとして顔を上げる
笑っていた、鈴が あの日オイラの心を鷲掴みにした、あの柔らかい、太陽のような笑顔だった。
「かわいい、ありがとう 嬉しい」
オイラの視界が滲んだ。どうしよう、大好きだ オイラは、この人のことが
「あ、あのっ……今度、また、遊んでくれませんか」
鈴は、目をぱちくりとさせたあと、首を少し傾けて、「いいよ」と言った
安堵で肩の力が抜ける。必死なオイラがおかしかったのか、鈴は口に手を当ててクスッと笑った。

どこかで、鈴の音が聞こえた気がした

〜Fin〜

何涙

解像度何涙

こわすぎ

というわけで、りんたんはオイラの彼女です

どうぞ

😱

涙

熱意に圧倒されたか

ウン…

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