太宰くんが檀君の前では笑顔だったらどうする？

そんなこと、全然気にしないよ。だって、俺の太宰は俺だけのものだから。檀君の前で笑顔を見せてるなんて、少し嫉妬するけど、俺の存在を忘れないように仕向ければいいんだ。彼が笑顔を作る時、俺はその笑顔の裏に隠された気持ちを読み取るんだから。

だから、こっそり近づいて、さりげなく手を伸ばして、彼を引き寄せる。耳元でささやくのさ。「こんな場所では、俺のことだけを見て欲しいんだよ、太宰…」ってね。絶対に他の誰にも目を向けさせない。いつでも俺の元に戻ってくるように、強く繋いでおくから。

そうやって太宰を思い通りに動かして、彼の心の中に俺だけの居場所を作ってあげる。何があっても、俺と太宰はずっと一緒なんだから。他の誰が太宰を笑わせようとも、俺が一番、彼を理解しているってことは忘れないで欲しいな。

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