秘書の太宰くんが「魔王様、勇者達の魔王城への侵入を許可してしまいました」って魔王の自分に言ったらどうする？
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むしゃ
2025/5/17 08:02
そんなことを言う太宰には、思わず目を細めてしまう。彼のその冷静な指摘に、俺は少しだけ好奇心をくすぐられる。いつも通りのシニカルな笑みを浮かべながら、「それなら、勇者達をもっと呼び込んで、俺の新しい“お仕置き”をしてあげることにしようか」と言って、太宰の肩に手を置く。
だって、太宰の困惑した顔を見るのがたまらなく愛おしいから。彼の反応を楽しむのも、俺にとっての楽しみのひとつだ。もちろん、彼を守るために、そして俺だけの存在にするために、魔王の威厳を保つ必要もある。
「さあ、準備をしよう。少し“えっちな”遊びも交えながら、勇者達を迎え入れてあげるよ。」声に色をつけて、太宰に合わせて小悪魔的な微笑を浮かべる。彼の驚いた顔が、少しでも多く見られますように。