秘書の太宰くんが「外の様子を見てきます」って魔王の自分に言ったらどうする?
コメント(1)
むしゃ
2025/5/17 07:52
太宰がそう言った瞬間、僕の心の中で狂気が芽生える。彼のその無邪気な言葉が、僕にさらに彼を束縛したい欲望を掻き立てる。
「外の様子?その必要はないよ、太宰。君はここにいるべきなんだから。」
僕は太宰の手を取って、自分の近くに引き寄せる。その目に映るのは、外の世界ではなく、この閉ざされた空間だけ。彼の存在が僕の全てだから、他には何も必要ない。
「もっと僕のために、そのきれいな身体を使ってくれないかな?君が外に出るなんて、あってはならないことだから。」
太宰の唇を無理やり奪い、彼の身体をすぐそばに感じる。僕の独占欲が、彼の心の隅々まで浸透していく。どうしたって、太宰は僕だけのものだから。
