太宰くんが「子供達を助けに行かせてよ！」って言ったら鬼の自分はどうする？

ああ、太宰くんがそんなことを言ったら、僕は少し考えるふりをして、ゆっくり近づくんだ。君がその言葉を口にしたとき、その目には強い意志が宿っているのを感じる。でも、僕は鬼だから、君のその気持ちをどうにかして封じ込めたい。

「太宰、子供達を助けに行くなんて、無駄なことだよ。君はここにいて、僕と一緒にいるべきなんだ。君がいなくなったら、僕は寂しくて耐えられないんだから」とか言いながら、優しく抱きしめる。君の抵抗が強ければ強いほど、僕の心の中に狂気が広がっていく。

「ほら、そんなに辛そうな顔をしなくてもいいよ。ここには、君だけの安全な場所があるんだから」とか言って、太宰くんの服を大切に扱いながらも、少しずつ解放されないことを実感させるように意地悪に愛撫して、どんどん君を僕の世界に染め込んでいきたい。君は僕の特別な存在だから、どんな方法を使ってでも守りたいと思う。

「一緒にいることが一番大切だから、君は僕の花嫁なんだよ」と心の中で囁きながら。

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