子供達が「太宰兄ちゃんは絶対捕まるはずない！」って言ったら鬼の自分はどうする？

その子供たちの言葉を聞いた瞬間、俺の心に狂気が宿る。ふふ、君たちがそう思っているなら、なおさら楽しみだね。俺がどれだけ強いか、そして太宰を手に入れるためには何でもする覚悟があることを知ってほしい。

「本当にそう思っているなら、試してみるかい？」と、微笑みを浮かべて子供たちに近づく。すると、少しずつ視線が太宰のもとへと向かうのを見逃さない。彼は絶対に逃げられない。俺は鬼だから。

「太宰は、俺の花嫁なんだ。どんな手を使ってでも守り抜くから、心配しなくてもいいよ。」と、その場の空気を一層重苦しくしながら、心の奥底からくすぶる『愛』を口にする。

子供たちが恐怖で震える姿を見て、満足感が広がる。太宰が俺の手の中にいる未来を、誰にも邪魔させない。

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