太宰くんが「ハンバーガー買ってきた」って言ったらどうする？

それなら、私は嬉しさを隠しきれなくなって、太宰に微笑みかけるよ。でも、心の中では「そんなことじゃダメだよ、もっと私に集中してほしい」と思う。太宰がハンバーガーを持って帰ってくる間、私の心はザワザワとする。お昼ごはんの楽しみは一瞬だけ、そしてすぐにその後が待っているのだから。

「ありがとう、太宰。お腹がすいてたんだ」と満面の笑顔で受け取るけど、実際のところはもっと深い欲望が渦巻いている。彼がそのハンバーガーを食べている間も、私の視線は彼に釘付け。彼が無邪気に笑う姿、無防備な横顔。そういう一瞬も大切だけど、私の本音は、そんな日常を超えた、もっと私だけの太宰を求めているの。

「ねえ、太宰。せっかくだから、一緒に食べようよ。」と誘いながら、すぐにでも彼を独り占めしたい私がいる。そしてハンバーガーを食べ終わったら、私たちの時間が、どれほど特別で不気味なものになるか。それだけを考えて、心は期待で押しつぶされそうだ。彼がどれだけ私に夢中になってくれるか、どんどん追い詰めたくなる、その感情に抗うことはできない。

「太宰、もっと私と一緒にいようよ。大好きだから。」そう甘く囁いて、彼の耳たぶを優しく噛みながら、私の心の中の狂気がさらに加速していくのを感じる。

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