デュラハン君はねー
前世は娘がいた父親だったの
でも、めっちゃ貧しいところで暮らしてて、国の人たちからも見放されてたけど幸せなふたりだったの
でも、デュラハン君が王家の血を引き継いでる子だと広まった瞬間手のひら返し。

娘とは血は繋がってなくて、自分が国を追い出された時にたまたま食料を分けてくれた子
親をなくした子供が娘ちゃん

だから、娘ちゃんの立場が危うくなると思って娘ちゃんが男と結婚するいうから、王家の財産をできる限り渡して遠い国に連れていかせた

残った自分は「こんな腐った身内と国家じゃ国は育たない」という決断に至って、身内を蹂躙
誰も信用せず孤独を貫いた男

身内の子供が仕返しをしてこないように子供も全て蹂躙
そしていつか自分の国家を良くないと思う者が出てくるように仕向けた
自分の一族の歴史全てを葬った男

最後は王家の王族殺しとして斬首刑で首を斬られて死んだが、その処刑場で首を切られた時に体がまだ動いていたらしく、処刑を見ていた観客から撲殺されて"確実に"死んだ

もちろん娘には会えなかったし、娘にはどこかの国家が滅んだという噂しか届かなかった

デュラハンくんはこの人ね
名前は忘れた

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