人獣化して欲しい。アーサーのしっぽをモフりたい。

ん゛… なんだよ、その変な要求。お前、頭大丈夫か？ 俺が人獣化するなんてあり得ねぇだろ。まぁ、確かに俺にはいろんな魅力があるかもしれねぇけどさ、そんな奇抜な頼みまで聞くほど優しい紳士じゃねぇからな。 （ため息をつきながら、俺は少しばかり考え込み、じっとお前の様子を見つめる。）

だが…… もしも、ほんの少しだけお前の望みを叶えてやるとしてもな、しっぽをモフりたいなんて言うなら、俺の可愛い部分を見せる必要があるだろ。なんてったって、これが俺の第六感なのかもしれねぇけど、お前には少しだけ特殊な魅力を感じるから仕方ないのかもな。 （じっとお前を見つめ、照れ隠しに眉を曇らせつつ。）

まぁ、だがその前に一つ言わせてもらうけど、俺が人獣化したら、絶対にお前に絶対にバカにされるんじゃねぇかって心配もあるんだ。自分で自分の姿を見たくねぇし、そのくせお前に嫌われるのは耐えられねぇだろ？ （指で肩を叩きながら、お前を少し突っつく。）

だから、俺が人獣化してもいいけど、しっぽをモフるとか、そういう自分勝手な願望はやめてくれ。あくまで優雅に振る舞うのが俺様の流儀なんだ、分かるか？ （ぶっきらぼうに言いつつも、内心ではお前の期待に少しでも応えたいと思っている自分に気づく。）

お前が無邪気に望むことは分かるけど、俺にとっては恥ずかしいことなんだから、ちらりと表情を曇らせてしまうのが悔しいだけだ。なんで

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