食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 19:53劇終の世界には2つの鬼の種族があります
①邪鬼族
②魅鬼族
邪鬼族は警戒心が強く、剣術も強い
対して魅鬼族はどちらかと言えば戦闘向きではなく、花魁、大奥、魅了といった女が少ない世界だからこそできる特権を持つ(ほかの種族は魅了に耐性がない)
コメント(14)
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 19:54
でも本当は鬼族でした。
2種類もありませんでした。
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 19:57
昔、鬼族に双子が産まれました
片方は1本角、もう片方は2本角
1本角の男の子は育つと同時にとても強い剣士になりました。
しかし、魅了の能力はどれほど成長しても出ませんでした。
2本角の子はよく怠けていました。
剣術など興味なく、戦いすら自分の身を守れるほどでいいと思っていました。
魅了の力は発現したけど、剣術は基礎程度でした。
親はたいそう困りましたが、実は鬼族の中でも能力と剣士そのふたつに別れていたのです。
だからこそ鬼族はその双子の産まれと共に分裂していきました。
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:00
1本角の長「シグ」(邪鬼族)
2本角の長「サヴィオン」(魅鬼族)
双子には仲良くしてくれる女がいました。
2本角の女「×××」
女は魅鬼族で、サヴィオンの師匠でもありました。
「サヴィオン!!!どこだ!!!サヴィオン!!!」
「………これほど呼んでも出てこんか?」
「サヴィ!!!どこだ!!!」
「そんな大声出さなくても聞こえてるよ、師匠………あとその呼び方やめろ」
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:01
サヴィオンと師匠は仲が良く、毎日特訓をしては共に飯を食う仲でありました。
そこに恋愛があったかは分かりません
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:03
ある日、師匠が嫁ぐことになりました
それは、邪鬼族の長(シグ)、サヴィオンの双子の弟の元でした
結婚式の日サヴィオンは現れませんでした。
もちろん師匠も何となく察してはいたし、シグは逆に喜んでいた
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:03
そして月日は流れ
ある日、邪鬼族は奇襲を受けました
それは人形族でした。
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:06
人形族は力は強くありませんが、なにせ数が多く次第に邪鬼族は囲まれ始めていました。
魅鬼族も邪鬼族を助けるために参戦はしましたが、剣術は弱く人形と三つ巴になり討死していった
サヴィオンは相棒の「☵☵☵」と共に女を探しました。
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:10
女を見つけた時、それはもう死にかけていました。
「家に子供がいる。あの子は邪鬼族じゃなく、魅鬼族として育てて欲しい。」
そう言い残して死にました。
女の家へ行こうとした時、人形が立ちはだかりました。
おそらく長クラス
オレンジ色の髪の毛をした人語を理解する人形族でした。
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:10
そいつと戦闘になり、相棒を食われ自身もボロボロになり、それでもたどり着いた女の家
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:11
そこに赤子はいた。
サヴィオンはその子を持ち帰った
それにシグが気づいたのは全てが終わったあとだった
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:11
その子供の名前はリュド
魅鬼族として育てられた邪鬼族の子
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:12
師匠はサヴィオン
サヴィオンのことを崇拝しており、次の魅鬼族の長はお前だと告げ消えた師匠を探している時にフレイと出会う
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:12
だがしかし、
ほんとうに?
食◝( ◝ω◜ )◜害
2024/6/14 20:12
本当にサヴィオンは2本角なのか?
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