〖世界の意思とその代行者〗

意志を継ぐ者はいなかったが
イレギュラー×イレギュラー×イレギュラーの条件を満たせた者が現れたことにより顕現。

世界そのものと意思疎通ができ、その命令には逆らえない。
だが、世界が殺せと命じたのであれば殺してしまっても罪はゼロカロリー。


その罪は世界が受け持つ

「お前との会話はカフェインレスか？」
（要約:君との会話は退屈です）

「何人殺しても罪はゼロカロリー！」
（何人殺害しても無罪）

左がロスくん
右が裏ロスくん

更に要約するなら
世界の意思の代行者は裏ロス

ロスは過去の姿
裏ロスは未来の姿

出会うことは絶対にないふたりだからこそイレギュラーな裏ロスを世界は選んだ

世界はね
嫌なんですよ
もう壊されて再構築されるのが

神がね、嫌いなんですよ

だからこそ執行する代行者が欲しかった

自分が脅威だと思った存在を消す便利なやつ

そのために力は惜しみなく貸してやる

その分確実に殺せ

でも、そんなのじゃ動いてくれるかな？

裏ロスだぜ？
憎しみと暴力に人生を捧げた復讐鬼、そんな簡単に扱えるかな？

だから世界は誘導した

「お前が俺の代行者。俺が殺せと言った者を殺してくれればいい。力は貸す。」

「だがもしお前がそいつを殺せなかったら、」

「ロスを殺す」

ロスさえ殺してしまえば裏ロスはそもそも生まれる大前提が消える

それにさ
裏ロスにとっちゃ、ロスは自分のことを未来の自分だと思ってない

「居たかもしれないお兄ちゃん（if）」って思ってる
父親が濡れ衣で殺されてこんな見た目に自分はなるだなんて思ってない

そんな現実を突きつけたくない
ずっと幸せでいて欲しい

だからこそ裏ロスは従わざるを得なくなる

そして彼は代行者兼執行者となる

そして彼は後にこう命令されるの

「ファヴィエは脅威だ。あれは殺さなければならない」

ファヴィエはロスの友人だからね
友人を殺せと

大事な弟を見殺しにするか
弟を守るために弟の友人を殺すか

揺れる天秤

これが世界の意思やね

世界の意思は代行者の意思とかどうでも良くて

だって自分も好き勝手に貪られましたし？こっちが好きにやっても問題なくねー？

的なノリ

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