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【果てしない夢の終焉】

「ついに此処で終わってしまうのか……。」
そう彼は静かに呟いた。
【夢の楽園エルディシア】そこに迷ってしまった彼らは、脱出を目的に謎を解いていった。
しかし、そう簡単には脱出は出来ずエルディシアの支配人を名乗る【ウェイバー・シェレン】に行く手を阻まれていた。
何とか支配人を打ち倒そうと彼らは立ち上がった……。
多くの犠牲を出し打ち勝ったが残ったのはただ1人。
リーダーとも呼べる彼【ヴェール】だった。
「この扉を開ければ……みんなの分まで俺は生きてやる……。」
扉を開けたその先は…………何もない【白紙世界】だった。
「元の世界に戻るんじゃ……?」
「いーや君はあと1つ……試練を乗り越えなくてはならないよ。」
その声の方を見ると……彼らと一緒に打ち倒したはずの【ウェイバー・シェレン】がいた。
「なぜお前がいるんだ?」
「僕は死んでしまったよ。これは此処まで来れた愚人どもへ送るため……僕が残した【記憶の一部】だよ。
「記憶……実体はないのか……。」
「そうだ。これはあくまでも僕の記憶にすぎない。ところでこんな所にずっと居るきかい?」
「……元の世界に戻る方法……お前は何か知ってるんだろう?」
「ああ。知ってる……知っているが、その方法はお前が思っているよりも辛いものだ…。それでも知りたいかい?」
「覚悟はとっくに出来ている……教えてくれ。」
「元の世界に戻る方法……それは……◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️。」
「………は?」
その言葉に俺は絶句した。
覚悟を決めた……そして俺は◼️◼️◼️◼️◼️◼️。」

コメント(1)

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Squid.

2024/4/21 10:25

グラス頭のヴェールの一部の記憶

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