きりゅう
2026/2/17 23:15『怨霊神の身体』
〜虚無空間「深層心理」にて〜
きりゅう:ん…
リュウキ:目が覚めたかきりゅう
きりゅう:あぁ…で、わざわざここに呼び出してまで俺に何の用なんだ?
リュウキ:…お前、分かってるんだろ?
きりゅう:…あぁ
リュウキ:…俺達は魂はほとんどが恨みで出来ている
リュウキ:だからこそ…俺達は怨みの感情がないと現世での存在を維持できない。即刻に怨みが必要だ
きりゅう:…分かってる、それまでに何とかする。
リュウキ:わかってねぇから言ってんだよ。もし魂の怨みの感情がなくなればあの世からも消えちまう。
リュウキ:残された時間はもって…2、3年くらいだろ
きりゅう:…だからといって俺は、誰かを傷つけるわけにはいかない
リュウキ:はぁ?お前まだそんな事が言えるのかよ
リュウキ:お前…弟子のアノハ、美那…あと…嫁の根暗もいるんだろ?
リュウキ:みんな置いて消えるつもりか?
きりゅう:それなら…俺は怨みの感情以外で存在を維持する
リュウキ:…お前マジで言ってんのか?どんな事があろうかと…俺達は身体を捨てて怨霊神になった災厄に過ぎない
きりゅう:災厄…か
きりゅう:なら聞くがリュウキ。災厄が誰かを守ろうとしたら、それは何になる?
リュウキ:は?
きりゅう:恨みだけで存在するなら、俺たちはただの残滓だ。だが意思があるなら……選べるはずだ
リュウキ:選択?笑わせるな。怨霊神に許されたのは“執着”だけだ
きりゅう:違う。執着じゃない
きりゅう:それは…
「守りたいって感情だ」
リュウキ:…お前、本当に災厄の枠を越えるつもりか?
きりゅう:越えるんじゃない
「作り替える」
かっこよ
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