ちょっと口喧嘩をして拗ねてる椿を組み敷いて「私は今まで幾度となく伝えた筈だ。"決まり事は守れ"と。それに同意した上に破ったのはお前だろう。」と低い声で詰めながら抵抗する動きを封じ込めていく。「ッ、やだっ!今日は気分じゃない!ん゙ぅッ?!」煩い口をキスで塞がれて酸欠ギリギリになってから解放され、肩で息をしながら睨みつけると愉しそうに笑うリアンの顔が目に入り、怒りは怯えに置換わる。「良いか?これからするのは恋人との情事じゃない。言う事を聞かない愛玩動物への躾直しだ。私はお前の意見なんか少しも求めちゃいないんだ。」幼子を諭すような優しい声色で言い聞かせ、腕を縛って腰と首に手をかける。最中「ひっ...❤︎❤︎ッあ...ぅ゙❤︎❤︎ん゙、んッ❤︎も、むり...ッ、だからっ❤︎」と朦朧とする意識を保ちながら弱々しく懇願しても「ははは...っ、聞こえないな...?」と無視され続行される。
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