夢の中でトラウマに魘されて起きてしまい深夜リアンを揺さぶって起こして生きてるのを確認して酷く泣き腫らしながら抱き着く椿。こんな事は一度や二度では無いので慣れたリアンは椿を抱き締め返して背中を擦りながら膝の上に乗せてゆらゆら揺りかごのように揺れていると段々呼吸が落ち着いてきて遅れて起きたアルにも慰められてやっと安心できたのか再度眠りにつく。椿が寝てから数十分は続けて完全に深い眠りに入ったらそのまま横になり寝る。アルは椿の頭を撫でて心配そうにしながらも眠気には抗えず数分で寝落ち。元々眠りが浅く長年不眠症のリアンだけが知ってる椿の苦しむ姿だったのにと考えている間にリアンも寝落ち。椿はこれからもトラウマを克服できないけど安心させてくれる要素は増えていくから少しずつマシになっていく。
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