蜜柑🍊

2025/8/28 00:16

滅茶苦茶ストレスマッハのなちがやっとこさ帰宅すると居るはずの無いにてが玄関前で力尽きて寝てて「?!?!?!?!」になるなち。
疲労で幻覚見え始めたんだなと思って目を瞑ってもう一度開けても居る。超絶可愛い恋人が、何故か家に居る。
疲れ過ぎてるので幻覚じゃないなら良いやと思い、気にせずお姫様抱っこでリビングへ。入ってすぐダイニングテーブルに置かれてる美味しそうな料理に気付く。にてをソファに寝かせて毛布をかけてからダイニングテーブルに近寄ると以前好物だと伝えたものばかり。更には綺麗な文字で書かれた労いの置き手紙まで。
世界一美味しく感じたのは、暫くゼリーしか食べれていないからではない。久しぶりににての手料理を食べることが出来てご満悦のなちはあっという間に完食。
皿洗いの音で起こすといけないので食器は流しに水置きする。そこで何となく気になって冷蔵庫を開けると作り置き料理でいっぱいになっていた。
シャワーを浴びてきてもまだ寝ているにてを毛布にくるんだまま抱き上げて寝室に向かう。

ベッドに寝かせて寒くないように布団を重ねる。料理や置き手紙だけで充分愛は伝わるのに出迎えようと深夜まで頑張っていただろうにてが狂おしい程愛おしい。ずっと寝顔を見ていたいのにふと寝落ちするなちも疲労で限界だった。翌朝、玄関で寝落ちした筈なのになちにベッドの上で抱き締められながら目覚めたにて。最後に会った時より疲れている顔を見て可哀想に思ったけど何処か幸せそうで安心。大変な恋人に美味しい朝食を作るべく起き上がろうとするにてだが、なちにホールドされて無理だった。にてが動いて起きるなち。「お久しぶりです。私は朝食を作ってくるので寝ててくださいね。」にてがなちの腕を解いて立ち上がろうとすると腹に腕を回されぽすっとベッドに倒れる。
「逃げるな...。」しかめっ面で呟くなちにふふっと笑みが漏れる。「逃げませんよ。」なちのサラサラの髪を撫でながら答える。

「行くな...」少し不安そうな声。珍しい様子に寝惚けているのだろうかと取り敢えず従うにてはもう一度布団に入り、折角なのでふにゃふにゃ状態のなちと会話を楽しむにて。
「寂しがり屋さんですか？」
「そんなのじゃない...」
「昨日の夕飯どうでした？」
「世界一美味しかった...相変わらずだな...」
「うふ、嬉しいです。」
「本当にいきなり来たな...」
「会いたくなっちゃって。でも、忙しそうですし、迷惑でした？」
「驚いたが、迷惑なんか掛かってない...。ただ、言ってくれればもっとちゃんと準備したのに...。」
「そんな、気を遣わなくて良いんですよ。疲れてるでしょう？」
「疲れて...なん、か...」
「あら、なちさん？」
「......」
「ふふ、寝てる...。」
警戒心0の寝顔を眺めて幸せなにて。

「...今夜、期待しても良いですか？」
頬を赤らめて呟くにて。恥ずかしくなっちゃって顔を抑える。
「なーんちゃ」
「良いぞ。」
冗談で収めようとすると無駄だった。目元から手を退けると思いっ切り起きてるなち。
「へ...？起きて...？」
「面白そうな予感がしてたのでな。一芝居打たせてもらったが...据え膳食わぬは何とやら、だったか？今夜は寝かせないからな。」
にこにこ笑顔のなちに耐えられなくなって逃げ出すにて。その手をがっしり掴んで逃がさないなち。
「おっと！急用が出来たので帰りますね!!」
「今更逃がすと思うか？」
「だってこういう時のなちさん怖いんですもん!!」
「前、死ぬ事以外は掠り傷って言ってたな。」
「はい！死にます！」
「私はそこまでサディストじゃないから安心しろ。」
「そんな笑顔で言われたって安心出来ないんですが?!?!」
結局三日三晩抱き潰された。

久しぶりの行為をゆっくりじっくり丁寧に堪能するなち。愛撫を始めて一時間と少ししか経って無いけど何時間にも感じるにて。
実はなちが恋しくなって何度かなちがやっていた手の動かし方思い出して弄ってみたりしたけど、自分の手じゃ善い処はギリ届かないし、全然気持ち良くなくて一人で何やってんだろうとしんどくなるだけだった。
それがやっと善い処に届いて執拗に弄られて、今まで焦らしてきた分視界の端がちかちかして腰ががくがくしてナカをぎゅーって締めて甘い声がいっぱい漏れちゃう。会えなかった間の話は聞かされてないから『前より感度上がってるな...』と思いつつ手を繋いで欲しがったり「なちさｯ‪‪❤︎‬すきｯ‪‪❤︎‬‪‪❤︎‬きもちぃっ‪‪❤︎‬‪‪❤︎‬‪‪❤︎ひ、ぁﾞ...ｯ〜〜〜〜‪‪❤︎‬‪‪❤︎‬‪‪❤︎‬‬」と目に生理的な涙浮かべながら名前を呼んで縋ってくるにてが愛おしくて仕方ない。

段々頭の中どろどろに融けて気持ちいい事しか考えられなくなって「あﾞぅﾞｯ‪‪...❤︎‬あ、ぁﾞｯ‪‪❤︎‬」みたいな声しか出せなくなったにてに「もう呼んでくれないのか？」って奥突きながら意地悪く笑うとにては「っふ...、？‪‪❤︎‬あﾞ、なちっ、なﾞちしゃｯ‪‪❤︎‬」って喘ぎながら必死になちを呼ぶ。そしたら「ん？どうした？」って自分で呼ぶよう言った癖にわざとらしく用件は？の態度のなちに首をこてんと傾げて「ね、なちしゃ、も、きもちい？‪‪❤︎‬」って聞く。「あゝ、にてのお陰で凄く気持ちいい」とご機嫌な様子で答えて、繋いだ手を更に強く握る。

なちの返答に「ふへ、よかったぁ...ｯ‪‪❤︎‬」と安心したように笑って手を握り返す。奥をとんとん突かれる度に甘イキしてきゅうきゅう締め付けながらふとした時に薄い下唇を噛むから「こら、噛んだら傷になるだろう」と叱られて噛まないようにいっぱいキスされる。にてはわざとやってるしなちも気付いてるけどお互い言わない戯れ。キスされてるからくぐもって「んﾞ、んﾞぅﾞｯ‪‪❤︎‬ん〜〜〜ｯ‪‪❤︎‬‪‪❤︎‬」って声しか出せなくて「キスしたらにての声が聞けなくなってしまうな」って笑う。

にてがもう限界ってなるまで愛し合ってにての体力も回復してきた頃のピロートーク。「なちさん、実は私...」から始まる一人でやってみたけど物足りなかった夜の事。なちは「あゝ、通りで...」と納得して、「つまるところ、そうか。にては私じゃなきゃ気持ち良くなれないのか。それはそれは...可哀想になぁ。」とにんまり。にては顔を真っ赤にして少し悔しそうに頷くと「で、ですから...責任取ってくださいね...」と残して頭まで布団に隠れる。「取らせてくれるのか。」って凄く嬉しいなちと「私ったらはしたない...！」って嘆くにて。
にてが疲れてうとうとしてきた辺りで頬を撫でながら「明日もしような‪❤︎‬」って呟く。思わず「え...？」って聞いちゃうけどそれ以上何も言わずにてを眺めるだけのなちは行為前の笑顔そのままでびくびくしながら「冗談ですよね...？」って聞いても返事してくれなくて震えながら寝る。勿論冗談な訳無くて翌日もその翌日も抱かれる。

メッセージを入力…

アプリからのみです