椿は自分が幸せになりそうな雰囲気を感じると何故か逃げるので両想いにも関わらず付き合うまでかなり苦労したリアン。最終的にお互いの家族を巻き込んで会議。リアンの後ろ盾兼椿の理解者枠でギャレンも呼ばれ、「お前は自分で努力している割に、身を結べば偶然の産物のように扱うから困る!リアンと想い合ってるのが分かったんなら大人しくくっ付け!」と後押し。康治もアルトも娘の難儀な性格を熟知しているので、布団から引っ張り出したは良いものの合わせる顔がないと二人の後ろに隠れて出て来ない椿を「椿、リアン殿の事は昔からずっと好いていたのだろう?お前の目は間違っちゃいないんだろうし、大人しく嫁に行ってくれんか。」「そうだぞ。可愛い娘には幸せになってもらわないと困るんだから、ちゃんと愛し合ってる相手と結ばれて欲しいんだ。」と説得する。椿はこの期に及んで「でも...リアンさんにはもっと素敵な人がいるだろうし...きっと幻滅してしまいますよ...。」とごねるけどリアンに「椿が私を好いてくれているならそれだけで良い。幻滅なんてしない。椿が良いんだ。それとも、嫌なのか?」と少し悲しそうな声音で問われ、「それは違います!私も、貴方が好きで...」と飛び出る。一度身を乗り出せば天の岩戸のように引き出されるもので、康治とアルトで椿の背中を押してリアンの元へ押し付ける。ギャレンは好きな人があまりにも近くて距離取ろうとする椿を離すなよと言わんばかりにリアンの背中を押す。
コメント(1)
蜜柑🍊
2026/2/16 22:37
ここまで来て逃がすかとリアンは椿の手を掴んで離さない。椿は数秒抵抗して、好きな人の手を振り払う事も出来ずに諦める。「本当に、私なんかで良いんですか...?」「椿で良いんじゃない。椿が良いんだ。椿こそ、良いのか?」「貴方が望むのなら死んでも良いですよ。」「なら、これからよろしく頼む。」「不束者ですが...。」やっと一段落着いて晴れて恋人の二人の間に甘酸っぱい空気が流れ始めると、康治がパチンと手を叩いて「はい!もうそっちの嫁!偶には里帰りしてくれ!」とにこやかに言い放つ。椿は「よ、よめ...?嫁...?私が...?リアンさんの...?」と顔を真っ赤にして、リアンは「あの、結婚前提ではありますがまだ早いと思われます...。新居も式場もまだ準備できていなくて...。」と少しズレた返事をする。康治は「結婚ってのは勢いが大事!形式的なものは後の楽しみにでもすりゃあ良い!もうそっちの嫁だからな!」と椿がリアンからの最初の告白で逃げ帰ってきた時の荷物を全部持ってきて押し付ける。ギャレンとアルトはツボにハマっており使い物にならない。
