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アプリからのみです
送るむかーし
食さんに無言で送られてきた写真
可愛かったけど無言でこれは怖いw
ゾザム
俺こんなにいないけど!?wwwww
ゾザム
ゾザムみたいやろ?ってきたの笑った
あ、1個小説の解説抜けてた
最後のところで星と徠が会話してるけど星に鍵かっこないのは声が出てないからです
徠が自分以外に星の声を聞かれるのが嫌だったから星の声を自分(徠)にしか聞こえないようにしました
星が誰かに助けを求めようにも声は二度と出ません
ゾザム
だよな!!!
ゾザム
でも愛あって好き
今回の書きなぐり小説いかがでしたかね
少し長かったね😇
作法、二礼二拍手一礼
神社の道は横切らない
真ん中は通らない、端を通る
鳥居をくぐる時は一礼
(踏んではいけない所とか小説では説明しずらかったところは今度写真で説明します)
これはほぼ全ての神社に共通してるけど、
稀に二礼二拍手一礼では無い時がある
例としては出雲大社
たしか、二礼四拍手一礼
だったはず
大抵は二礼二拍手一礼でいいけど、
違うところはちゃんとやり方が書いてあるのでそれにそうようにしましょう
喰害
やった!!✌️✌️✌️✌️
喰害
ライトアップ神社綺麗よね!!!⛩️✨
もしかして妬いた?でもまあ神にそんな感情があるなら、それはきっと嫉妬と言うより、
「執着」
きっとそうだな。
「ところで、あの男の死体はみたか?頭が無かったであろう?あれは物の怪に食われたのさ」
物の怪?悪霊てきな?
「そんな所さ、17時以降の神社は悪いものが集まる。その悪い奴らに食われたんだ。」
そっか、だから俺は17時以降は行こうとしても行けなかったわけだ、
「そういう事だ、あと徠と呼べ、星。」
分かったよ、徠。
ところで、俺のどんなところが好きなのさ。
「礼儀正しい人間は神の中でも好印象にうつる。そのうえ星、お前は毎日掃除をしてくれる上に、賽銭を回収する人間もいないのに律儀に入れるわ、お供え物はするわ、」
だって、神様にお願いする側の立場なんだから神様のことを思ってするのが礼儀でしょ?
「ほう、まさかの下心が何も無かったとは……」
ないよ!?!?
「そうか、、、((フッッ」
え、なんで笑ったの
そこ笑う??
「いやなに、」
「………やはり君は愛らしいなぁ、とね」
なになに、神様デレ期?
「やかましいぞ星、その腰もう一度痛めたいか?」
調子に乗りましたごめんなさい神様。
「((ムスッ」
嘘だよ、徠愛してる。
「よろしい。俺も愛してる星。」
「そこまで、分かるんですか神様って、」
星がそう言うと満足そうな笑みを浮かべて「星のことならなんでも」といった。
「なら、教えてよ徠、なんで林さんも助けてくれなかったんだよ!!!」
星は涙を流しながら徠を怒鳴りつけた。
だが、
「なぜその男のことを気にする?」
「……え、?」
「なぜ俺がそいつを助けねばならない?」
神様は冷えきった声で
「何故17時以降、神社の中に入った異物を助けねばならない?」
冷えきった目が星を見た。
星はその目が怖くなって徠から距離をとった。
「なぜ距離をとる、怖いか?だがお前と俺はもう離れられないぞ?」
「なんで、ですか……」
「俺の事を【徠】と呼んだであろう?」
「!!」
「俺はこの神社はお前にしか見えないと言った。だからお前が全てを否定してしまえばまだ帰れたというのに、」
【曖昧だった存在が徠と呼ばれ存在することが証明されてしまった】
方針状態になった星は徠に抱きしめられた。
「可哀想に、でもこれからは俺とずっと一緒だ、悲しいことなんて何も無い、幸せに暮らそうじゃないか」
神に見染められた子は死ぬことすら許されない。
________________________
ぐったりとしてしまった星を床に敷いた布団に寝かせると独り言を言うかのように寝ている星に言い聞かせた。
「星、あの男を崖から突き落としたのは俺だ。あの男は無断で俺の神社に(領域内)入り、ズカズカと堂々と真ん中を歩く無礼なことをしたから罰を下したのさ。」
なんだ
大袈裟だと?
まあそれだけなら確かにこれだけなら大袈裟ではあるな
「だが、あいつは17時以降の神社にも入ってきたでは無いか。その上お前にベタベタと触れおって……」
「じゃあ、星さんと林さんは一緒に歩いてて、林さんだけ落ちた、と」
「はい、」
「嘘だろ?」
「え?」
星は驚いて下を向けていた顔を上げた。
「本当は君が後ろから押したんじゃないのか!?」
「違う!俺はそんなことしてない!!尊敬する人をこの手で殺すわけが無い!!」
「でも彼の背中には誰かに押されて落ちたような形跡があった!!」
「そんな、、、」
誰かに止まれと言われたから反射的に止まったら彼だけ落ちました。なんて言えるはずもなく、星は黙り込んでしまった。
押した?俺が??なんで?
俺が殺した?どうして?
「君、署まで来てもらおうか」
「お断りします!!!!」
星は警察の静止を振り切って逃げた。
目的も決めずにさまよって着いた先はあのいつもの神社。
自分の世界は変わってしまったけど、この神社だけは変わらなかった。
いつも欠かさずしていた作法もせずに星は神社の中に逃げ込んだ。
ありもしない罪を問われるくらいなら死んだ方がマシだと。
星が最後の階段を駆け上がった時、人影が見えた。
この神社で誰かにあったことがないのに、珍しく先客がいたものだ。
「綺麗、」
そう、それはとても美しい男の人だった。
髪は黒くて短く、スッとした目に細長い四角型の黒縁メガネ、服装は和服で黒と金の模様が良く似合う高身長痩せ型の男だった。
「ああ星、来ると思っていた」
男はまるで星がここに来ることが分かっていたような発言だった。
「なんで、俺の名前を、?なんでここに来ることがわかったん、ですか?ところであなたは誰なんですか?」
慕っていた上司が亡くなって、自分が犯人として疑われて、その上追われていたこともあって、初対面の男の人を質問攻めにしてしまった星。
「まあ少し落ち着け」
「すみません……」
男は「まあよい」と言うとひとりでに歩き出し、それに着いてこない星を不思議に思ったのか「おいで」と手招きした。
「俺は徠(らい)。まずは質問に答えようか、なぜ名前を知っているか、だったな」
「はい」
「星、お前は律儀なやつだな、自分で住所も名前も言っていたじゃないか。それも毎日」
「え」
「それにここの神社はお前にしか見えておらぬ、まぁ、お前に触れていれば見えてしまうらしいが、もう改造する必要は無いがな」
「も、もしかして、」
「どうせ、ケイサツという組織に疑われて追われてきたのだろう?」
「そこまで、分かるんですか神様って、」
星がそう言うと満足そうな笑みを浮かべて「星のことならなんでも」といった。
「なら、教えてくださいよ神様、なんで林さんも助けてくれなかったんですか、!!!」
星は涙を流しながら神様を怒鳴りつけた。
だが、
「なぜその男のことを気にする?」
「……え、?」
「なぜ俺がそいつを助けねばならない?」
神様は冷えきった声で
「何故17時以降、神社の中に入った異物を助けねばならない?」
冷えきった目が星を見た。
「良かった、じゃあまた分からないことがあったら遠慮なく聞いてね}
林さんは「ちょっと休憩してくるね」と言って休憩室に行った。
嬉しかった。
誰かに助けて貰えたことが、
誰かに親切にして貰えたことが。
何より嬉しかったのだ。
________________________
定時前に俺はいつも帰る。
でも今日は違った。
「星くん、今日1杯飲みに行かないかい?」
林さんから、お酒を飲まないかと誘われたのだ。
俺は嬉しくなって、「行かせていただきます」
と即答した。
「ここが俺の行きつけのお店だよ」
「めちゃ高そうな、お店ですね」
連れてこられたのはいかにも金持ちな人がいきそうなお店だった。
「好きなのを頼んでいいよ、俺の奢りだから」
メニュー表を恐る恐る開いてみれば、
「ぜ、0がひとつ多い、」
そう、いつもコンビニ弁当で済ませている星からしてみれば驚くのも無理は無い。
林さんは相当お酒が好きなのか星がメニュー表を眺めて百面相をしている間にもうお酒を飲んでいた。
星が頼んだ頼んだ料理が来た時にはもう既に6杯目の角ハイボールに手をつけ始めていた。
________________________
「ほしぃ〜もっとのめよお〜〜」
「は、林さん大丈夫ですか、」
ベロンベロンに酔っ払っていた。
俺は林さんの住んでる家なんか知らないしどうしようかと悩んでいた時、いつの間にかあの神社の前に来ていた。
「おぉ?神社かぁ??いいねえ、ほし、肝試しするぞ!!」
突然元気になった林さんはフラフラとした足取りで神社の中へ入っていく。
「林さんまってください!夜の神社は危ないですから!!」
「きけんぅ??なんだ星、ビビってんのかあ????」
林さんはケラケラと笑い、足を止める気配は無い。
その時だった。
【止まれ】
頭の中に突然声が聞こえてきて、星は反射的に足を止めてしまった。
それに一歩遅れて聞こえてきたのは、何かがずり落ちていく音と林さんの悲鳴だった。
「林さん!?林さん!?!?」
林さんは足を滑らせて崖から滑り落ちたのだ。
「き、救急車、呼ばなきゃ、!!」
________________________
林さんは死んだ。
即死だった。
体がぐちゃぐちゃだった。
体の一部がなかった。
頭がなかった。
「じゃあ、星さんと林さんは一緒に歩いてて、林さんだけ落ちた、と」
「はい、」
「嘘だろ?」
「え?」
星は驚いて下を向けていた顔を上げた。
「本当は君が後ろから押したんじゃないのか!?」
「違う!俺はそんなことしてない!!尊敬する人をこの手で殺すわけが無い!!」
「でも彼の背中には誰かに押されて落ちたような形跡があった!!」
「そんな、、、」
誰かに止まれと言われたから反射的に止まったら彼だけ落ちました。なんて言えるはずもなく、星は黙り込んでしまった。
押した?俺が??なんで?
俺が殺した?どうして?
「君、署まで来てもらおうか」
「お断りします!!!!」
星は警察の静止を振り切って逃げた。
目的も決めずにさまよって着いた先はあのいつもの神社。
自分の世界は変わってしまったけど、この神社だけは変わらなかった。
神社は大抵17時に閉まる。
神社には朝の顔と夜の顔がある。
________________________
鳥居をくぐる時は一礼。
真ん中を通らず、端を通る。
神社内では道をまたぐことはしてはならない。
お賽銭を入れ、鐘を鳴らして
二礼二拍手一礼
願い事を言う時はまずは感謝から。
そして名前、住所、願い事
この順番で願掛けをしていく。
「(昨日は神様のご加護があり怪我なく過ごすことが出来ました。ありがとうございました。俺の名前は星と言います、願い事は………」
そう、これが俺の日課。
朝早くにこの神社に来て神様に挨拶してから仕事に行くのがいつものルーティン。
と言ってもこの神社には神職さんはいない。
だから、時間があれば掃除だって俺がするし、休みの日にはまとめて大掃除なんてざらにある。
帰る時も真ん中は歩かず、端を歩く。
鳥居をくぐったら振り返ってお辞儀。
ここまでがルールであり、礼儀だ。
「やべ、遅刻する!!」
________________________
「おい星!!!お前はまた同じミスを!!((グチグチ」
「まことに、申し訳ございません、!!」
「本当に申し訳ねえと思ってんのか!?あぁ!?」
今日もまた、ミスばかりした俺は上司に怒鳴りつけられていた。
周りはそんな俺をチラリと見ては各々の仕事に戻って行った。
誰も助けてはくれない。
昔からそうだった、何があっても周りは俺の事を助けてはくれなかった。
友人も先生も、親さえも。
そんな時だった
「まあまあ、課長落ち着いて、そんなに怒ったら頭の血管切れてしまいますよ」
俺の前にサッと現れたのは、俺がまだ新人だった頃に仕事を教えてくれた人だった。
「そもそもまだここに来て半年も経っていない星をそんなに怒鳴りつけるのはあまり見ていていいものじゃないですよ。」
「ぐぬぬ、ならお前がもっとしっかり星に指導しろ!!俺はもう知らん!」
「ははは、分かりました。」
そういうと林さんは「じゃ、星くん、とりあえずミスしたところから直していこうか」といい俺を自分のデスクスペースに連れていった。
________________________
[とまあこんな感じだけど、どうだい、できそうかい?」
「はい!大丈夫です!!教えて下さりありがとうございます!!」
「良かった、じゃあまた分からないことがあったら遠慮なく聞いてね}
林さんは「ちょっと休憩してくるね」と言って休憩室に行った。
嬉しかった。
誰かに助けて貰えたことが、
誰かに親切にして貰えたことが。
何より嬉しかったのだ。
女の神様に女の人を連れていくとブチギレるように
男の神様には女の人のお願いごとを叶えてくれやすい
逆に男の神様に男がお願いしても聞いて貰えない
ただ、全ての神様がそういう訳じゃなくて
女性を守る女性の神様だっているし、
男の人を守る男の神様だっている
神社に行く時はそこに祀られている神様が一体どんな神様なのか知ってから行くとまた面白いっすよ✨
男が出した菓子や茶は人の世界にあるものとは違うものであり、
それを食べたことで人ならざるものになった子供
大人がそれを食べてもきっと何も無かった
喰害
たしか笑った時にできるえくぼも確かそんな話あったよね
喰害
眠ったのは体が作り替えられることによる痛みを睡魔に変えたって感じかな
男は突然咳払いなんかしたが、何事も無かったかのように平然に戻った。
「モグモグ」
「うまいか?」
「うまいっ!!」
空はハムスターのように頬張り、「ほらお茶も飲みな」と男にお茶を飲まされていた。
「ん、ぅ、」
「どうした?眠いか?」
「ねむい、ような、眠くない、ような、、」
突然コックリコックリし始めた空を男は抱き上げ、別の部屋へ連れていった。
その部屋は大きめな敷布団が敷かれていて、空をそこに横たわらせると男は既に寝てしまった空のおでこへ口付けた。
「可愛い子、」
「ダメだろ、知らない人の"家"に入っちゃ」
「知らない人から貰った食べ物は食べちゃダメだって教わらなかったのか?」
「でももう遅いよ空」
「逃がさない、二度と離れたりするものか」
「俺の…………」
男は愛おしそうに空の頬を撫でると部屋を出ていった。
_______________________
神社の外ではたくさんのパトカーが止まっていた。
「息子が!息子がいなくなったんです!!」
「しかし、トイレの入口にはご両親お二方がいたんですよね?」
「……はい、」
神社にパトカーなど珍しい組み合わせ。
それを見るために野次馬が沢山集まっていた。
「神社で子供がいなくなったんだってよ」
「なにそれこわい、誘拐??」
「いーや、これはきっと神様が連れて帰ったんだろ」
「やだあなた、本当にそんなことがあるわけないでしょ」
「いやいや、神隠しは絶対実際あると思うんだよ俺は!!なんせ今目の前で起こってそうなんだから!!」
野次馬から出る声は「誘拐」だの「神隠し」だの、そのふたつしか出てこなかった。
どうやら警察もお手上げのようで、「捜索はしてみます」などとほざいている。
見つかるはずもない。
空のいる世界と親のいる世界。
空が茶菓子を口にしたその瞬間切り離されたのだから。
"俺の"勝ち。
_______________________
神隠し
それは現実にあるのかないのか未だに解明はされていない。
人が神を信じるように、
様々な憶測が神隠しを作ったのかもしれません。
「7つまでは神の子」
これは有名な言葉。
7つを過ぎれば?
さぁ、どうでしょう。
喰害
感想ありがとぉぉ!!!!!!
「ママぁ、、パパは、?どこ??」
いくら周りを見渡しても、緑、木、草、それしかなく、父も母もいない。
「ひぐ、…グスッ」
空の両目からは寂しいと怖いが混ざった涙がボロボロとこぼれはじめた。
「おや、子供か、?何故ここに、」
すると突然空の目の前に現れたのは、白をベースとし、模様に金色を使ったなんとまぁ豪華な和服を来た男が現れた。
髪は水色で整った顔、瞳はピンクで片方が紫だった。
男は目をスッと細めると、空は蛇に睨まれた蛙のように動けなくなった。
その様子を見た男の口が弧を描き、空の目線に合うようにしゃがんだ。
「小僧、ここに迷い込んでしまったのか、?」
「うん、、パパとママ、いないの、」
「そうか、迷子か」
「……うん、」
男は口に手を当て、しばらく考え込んでしまったが、
「なら、父親と母親が迎えに来るまでここで待つかい?お兄さんも一緒にいよう」
「ほんと、?」
「あぁ、ほんとだとも」
空はぱぁっと顔を輝かせ、"お兄さん"に抱きついた
「ふふ、よしよし………あぁ、やはり可愛いな、人の子は」
「えへへ、おにーしゃん、あったかい!」
「おや、そうかい?」
お兄さんと呼ばれたその男は空を落とさないように大事そうに抱え、どこかへ歩き出した。
「おにーしゃん、どこに行くの、?」
「……ここよりももっと楽しいところだよ」
「楽しいとこ!!たのしみっ!」
きゃっきゃと喜ぶ空を横目に
男はとてつもなく笑顔だった。
_______________________
「可愛い空」
「××の生まれ変わり」
「俺の嫁」
「逃がしてなるものか」
_______________________
「ところで、空」
「なぁに?」
大きな社に着いたあと、男は空を畳に座らせてどこかへ行った。
空は家の中を物色していたが、疲れて座ってしまった。
そこにお盆を持った男が戻ってきた。
「お菓子を用意したんだ、食べるかい?」
「おかし!すきっ!!食べる!!」
「ンンンンッッ、そうかぁ、好きかァ!よかった」
男は突然咳払いなんかしたが、何事も無かったかのように平然に戻った。
「モグモグ」
「うまいか?」
「うまいっ!!」
空はハムスターのように頬張り、「ほらお茶も飲みな」と男にお茶を飲まされていた。
「ん、ぅ、」
「どうした?眠いか?」
「ねむい、ような、眠くない、ような、、」
突然コックリコックリし始めた空を男は抱き上げ、別の部屋へ連れていった。
その部屋は大きめな敷布団が敷かれていて、空をそこに横たわらせると男は既に寝てしまった空のおでこへ口付けた。
「可愛い子、」
「ダメだろ、知らない人の"家"に入っちゃ」
「知らない人から貰った食べ物は食べちゃダメだって教わらなかったのか?」
「でももう遅いよ空」
「逃がさない、二度と離れたりするものか」
「俺の…………」
男は愛おしそうに空の頬を撫でると部屋を出ていった。
_______________________
神社の外ではたくさんのパトカーが止まっていた。
「息子が!息子がいなくなったんです!!」
「しかし、トイレの入口にはご両親お二方がいたんですよね?」
「……はい、」
神社にパトカーなど珍しい組み合わせ。
それを見るために野次馬が沢山集まっていた。
「神社で子供がいなくなったんだってよ」
「なにそれこわい、誘拐??」
「いーや、これはきっと神様が連れて帰ったんだろ」
「やだあなた、本当にそんなことがあるわけないでしょ」
「いやいや、神隠しは絶対実際あると思うんだよ俺は!!なんせ今目の前で起こってそうなんだから!!」
野次馬から出る声は「誘拐」だの「神隠し」だの、そのふたつしか出てこなかった。
どうやら警察もお手上げのようで、「捜索はしてみます」などとほざいている。
見つかるはずもない。
空のいる世界と親のいる世界。
空が茶菓子を口にしたその瞬間切り離されたのだから。
"俺の"勝ち。
_______________________
神隠し
それは現実にあるのかないのか未だに解明はされていない。
人が神を信じるように、
様々な憶測が神隠しを作ったのかもしれません。
「7つまでは神の子」
これは有名な言葉。
7つを過ぎれば?
さぁ、どうでしょう。